人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

冬だ!休みだ!山へ行こう!

2014年12月20日 | 
過酷な環境であればあるほど自分自身を知らなければならない。



どれだけ衣類を着ればいいのか?

どのスピードなら汗をかかず、かつ身体が温まるか?

有名な山を抜けて、人があまり入らないルートへ。

一気に人数が減り、1時間に2、3名とすれ違うのみ。

急坂になればなるほど、身体が熱くなる。

ミスは許されずに、慎重かつ最速で歩いては走る。

「考えるな。感じろ!」

どこからもなく、降ってくる言葉。

思考を停止して、周囲を見渡すと素晴らしい景色が広がっている。

そして、12時間超のルートコースを6時間で走破し、

目的地の山小屋に到着。

当初は、無人の予定だったが宿泊者が私以外にもう1名増えたため、ボランティアスタッフの方がサポートしてくれる。

無論、暖房などない。それが私の望みだ。

まだ身体が温かいうちに素早く着替えを済ませる。

当初は持っていきすぎたと思える衣類も、気温がマイナスくらいの中ではちょうど良かった。



ガタガタと震えて、肩が上がり力が入る。

約半年ぶりの二日間の休みにも関わらず、

こんな山奥でなにやっているんだろうと

さすがに自分の行動に呆れて笑えてくる。



時間はまだ16時。

何をしようか?

眠るまでたっぷりある。終わらない仕事を持ってきていたが、寒さのあまりポケットから手が出せない。

アイデアも出せない。

仕事どころではない環境。

水も出なければ、電気もない。

何もない環境に追い込まれて分かる当たり前の有り難さ。

たまたま居合わせ方と、ビールや焼酎を酌み交わし、たわいもない会話をする。

「あっ、今日は双子座流星群の日だ」

外に出て、満天の星空を眺める。

一つの星が消えたり、ついたり、右いったり、左行ったり、回ったり・・・

「最近の流れ星は、トリッキーな動きをするんだな~」

と見ること1分くらい、

「もしやあれはUFOではないか」

そこで気付いて

ようやく一人で暗闇の中突っ込む。

どうやら、ゴールド・プラネットから派遣された宇宙船が

地球人の仮の姿である私に「頑張れ」とサインを

送ってくれていると都合よく受け取り、UFOに

「ありがとう!!ゴールド・マンは地球で頑張るよ!」

と手を振る。

双子座流星群は深夜起きたら、再度見ようと19時に就寝。

そして、起きたときにふと時計を見ると6時・・・

うーん1時間して寝れなかったか・・・

えっ、6時!?

もしかして11時間寝ていたのか?

こんなに寝たのはいつ以来だろうというほど寝ていた。

意を決して外に出て、近くを散策する。



富士山が正面に雪化粧をして微笑んでいる^^

朝日がダイヤモンドのように出てくる。

過酷な環境もこの一瞬の感動があるからいいのかもしれない。






朝食を食べ、急いで山を下る。

バス停に着くと、なんと3分遅れで行ってしまっていた。

次のバスは1時間以上先・・・

「チャンス到来!!」

空から言葉が降ってくる。

急いで地図を取り出して、見ると5,6km先に温泉がある。

走れば30分。バスもそこを通る。

すぐにまた走る。

そして、ちょうど30分後に温泉に到着。

営業時間を見ると30分後・・・

思い切って、中に入り交渉してみると

「すぐに検査して入れるようにするよ~」

の一言^^

「ありがとうございます!!」

と満面の笑みと最敬礼で一番風呂を頂く。

そして、バスに乗り、降りた直後に新宿行きの電車に乗ると

またもや空から声が

「まだまだいけるだろ!!修行だ!!」

山の格好のまま、トレーニングジムへ。



ボロボロの身体で帰宅。

私は何しているんだろう?

と妙な充実感で現実へ。


今年もまだまだある!!

山のパワーで走り抜けよう^^

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