明日の風

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大学ラグビー 明治の意地

2008-12-08 12:48:00 | ラグビー
私がラグビーに興味をもつきっかけだった早明戦(早稲田 vs 明治)があった。明治は、ここのところ早明戦8連敗、そのうえ今シーズン絶不調で有力校には全敗、24年ぶりに大学選手権出場を逃していたので、一方的な展開が予想された。たまたま在宅していたので、そのとおりになったら切り上げて仕事に取りかかろうかと見始めたら、最後まで付き合ってしまった。
早稲田のミスにも助けられたが、粘り強いディフェンスで、7-5とリードして前半を終えた。後半に入ると明治は鋭い出足で、2トライを重ね(さらにPGも)24-5と突き放した。往年の「前へ」というチームスピリットが戻ったかのような力強い攻撃だった。さすがに早稲田の反撃に3連続トライを許したが、24-22で振り切り9年ぶりの勝利を収めた。
ラグビーは比較的番狂わせが少ないスポーツだが、早稲田には明らかに油断があった。前半の後半、何度も得たPGの機会を得点に結びつけられなかった。明治相手ならトライは容易という過信ではなかったか。最後に同点を狙ったゴールキックがポストに当たってノーサイドとなったのはこの試合の早稲田を象徴していた。
反面、明治は難しい位置からのゴールキックを確実に決めたりPGで着実に加点するなど、いつもの明治らしからぬ堅実な試合運びに(トライ数では早稲田より少ない)、勝利の女神は微笑んでくれたのかもしれない。
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