森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

「エリカ様」の後悔

2007-10-03 | 思い・つれづれ
今朝とくダネ!で、話題の沢尻エリカのインタビューを観た。
みんなが騒ぐからこそ注目されてることに快感を覚える、子供独特の怖い物知らずの態度に、一同笑いを堪えているって感じにみえた。
それとも、元々こういう人なんだろうか?どうでも良いことだけど(笑)

誰しも憶えがあるとは思うけど、若い頃には少しは生意気だった時代がある。
さすがにここまでのことはないだろうけど(笑)たとえ、自分の中だけで抑える程度だったとしても、何でも分かっている風な「したり顔」で生きていた恥ずかしくなるようなあの頃・・。
彼女もきっと後悔することだろう。この先まともに成長すればの話だけど。

先日友人とウォーキングの途中、お茶をした時に話したこと。
最近「ローマ」というドラマにハマっているという歴史物が大好きな友人は、国を治める政治家に求めるものも私とは随分違う。
違う意見を聞くことは、私には興味深くて楽しい。

彼女の考えでは、「国を治める人は悪賢くなければならない」という。
確かにそういう部分も、今の足の引っ張り合い的対抗勢力との駆け引きには必要かもしれない。安倍さんを見ていればそれも頷ける。
ただ、それで生き抜いて勝ち残った者が、国民のための政治をするのではなく、自らの天下と見て君臨するなら、悪賢いだけに不安だ。
むしろ歴史上勝ち抜いた人物には、そっちの方が多いのではないだろうか。

歴史が全く駄目な私も、いくつかの歴史物ドラマにハマったことはあったが、同じ人物でも全く違う立場や視点で描かれることで、まるで別人になっていて混乱してしまうことも多く、様々なエピソードを間引いて見ることも必要だった。
むしろかっこよく男らしく振る舞う人ほど、小心者ゆえの見栄もあったのではないかと想像してしまう。
前出のエリカ様もそうだけど、弱い人間ほど虚勢を張るものだ。

私が出会った人の中でもそういう人はたくさんいた。
今では弱さを他人に見せることが出来る人こそ、強い人だと感じるくらいだ。
自分をかっこ良くみせようとする人はかっこ悪い。

つい理想論を唱えがちな私の意見は、正直、政治家で理想と崇める人に出会ったことがないので「悪賢い」を、ハッキリ否定はできないけれど、何処かに、高い理念と信念に基づいた正しい政治を行う、強い心の人がいることを祈ろう。


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