ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

インターネット動画こそロングテール対応広告が狙える。だからGyaoがテレビと同じことしても。。

2006-10-16 22:27:55 | Weblog

 Gyaoのような、インターネットで動画配信をして番組を流す場合、電波による動画配信、すなわちテレビとは、根本的に異なる特徴がある。
 それは、電波の希少性とよばれる、ある周波数には、同時に1つの番組しか流せないということだ。
 たとえば、TBSは、今スケートをやっているが、これ以外の番組は、TBSは、この時間には流せない。もちろん、地上デジタルの場合、1つのチャンネルが13セグメントにわかれ、うち1セグメントは、ワンセグ放送、いまのケータイでみれる番組となり、のこり12セグメントを、1番組を普通のテレビの画質で流して3番組ながそうと、ハイビジョンを1画像ながそうと、勝手、すなわち、地上デジタルなら、最大普通画像3番組+ワンセグ1番組、1つのチャンネルで流そうと思えば流せる計算になるが、それでも、セグメントごとにみれば、1つの番組しか流せない。

 そーすると、テレビ局の場合、
  ある時間には原則1つの番組しか流せないのだから、
  会社が儲かるようにするには、
    その時間にできるだけ多くの人に見てもらえる
    =多くの人に受けそうな番組を流すことになる。

 たとえ、それが教育的に意義があろうと、いや、たとえ低俗といわれようとも、一部の人にとって眉をしかめる番組だろうとも、多くの人に受ければ、そういう番組をながす。これが、テレビだ。そりゃーしょーがない。そーいう仕組みなんだから。。




 でも、インターネットの場合は違う。同時にいっぺんの放送が、それぞれの人に対して流せる。そうすると、多くの人に受ける番組を流すより、確実に見てくれる番組を、幅広く作って流すほうがいい。

 具体例を言おう。
 いま、TBSは、スケートが流れてる。
 これは、浅田姉妹や、安藤美姫さんに興味ありありな人が多いからだ。
 でも、東京の人みんなが興味あるわけじゃない。

 一方インターネットは、浅田さんの番組も、安藤さんの番組も、プロレスも、映画も。。。あげればきりないのでこの辺でやめるけど、同時に見れる。ということは、TBSを見れる人がかりに100人だったとして、スケートファンが20%なら、全員見れば視聴率20%、これけっこうすごいけど、インナーネット配信会社は、1人1人にあった100個の番組を流すことだって可能だ。そしたら、みんな見て。。。100%になってしまう(@_@!)




 ってことは、インターネット配信は、1人1人の好みに合った映像を、とにかく、たくさん作って流したほうがいいことになる。個性的なら個性的なほうがいいかもしれない。
 まさに、ロングテールの世界だ。

 こうなってくると、いろんな番組が大量にでるのだから、広告枠もいっぱいになる。。
 ってことは、広告を小口にして、もっと広告料を安くしてしまうことも可能ということだ。
 たくさん作るとなってくると、お金をかける大作よりも、安い制作費で、手軽に、個性的な番組を作っていったほうがいいことになる。

 たとえばこんなかんじ

・日比谷公園の野外パフォーマンスを撮っていく番組、
 で、そういうパフォーマーとか、インディーズバンドとかからCMをとる。
 1番組につき1500円とか(ただし、MPEGかなんかでCMは入稿)

・小劇団がやっている演劇の内容を放送する番組で、
 いろんな劇団から広告をとる

・JAVAとか、Wordとか、フリーソフトの使いかたとかを、専門学校の
 授業を撮って流す。そして、その専門学校のCMをながす。
 →情報系にかぎらず資格関係とか、いろいろ

・最近のネットの話題の話など、なんでもいいから、ちょっとした人に話してもらって
 (それが重要なのではない、以下のCMが重要)
 ブログの紹介として、ブロガーからCMをとる、1回500円
 (定型フォーマットがあって、文章だけを送る)

などなど。。
安い番組を大量に作って、安い広告費で大量の広告をとり、大量に流す。
まさに、ロングテールの番組&広告戦略こそ、テレビと競合しても生き残れる、インターネット動画配信の戦略だと思うのだ。。




 でも、最近のGyaoって、そういう方向じゃなく、番組的には、バラエティっぽいテレビ番組という感じがする。。。

本家にも書いたけど、罰ゲームで、グラビアアイドルが、アリを食べさせられるって、まるで、テレビのバラエティ番組を痛くしたような番組で。。。
 で、CMも、大手からとってますよねー。

 こういう感じだと、まさにテレビとおなじ。。となれば、インターネットでみるより、テレビのほうが、見やすい(めんどくさくない)から、テレビに負けちゃうと思うんですよ。。。

 とはいえ、Gyaoが、上記のような、ロングテール番組、ロングテール広告戦略になるとも、ちょっと思えず。。
 このまま、こんな、テレビを痛くした様な番組ばかりが流れるっていうようだと。。

 やっぱ、Gyaoは。。。ねえ。。(^^;)



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Javaの画面表示-その5:マルチウィンドウと再描画

2006-10-16 15:51:02 | JavaとWeb

 シリーズJavaの画面表示のつづきです。前回は、複数画面ですが、同時に2つ以上開かないケースについて、行いました。
 今回は、同時に2つ開き、さらに、内容の書き換えがあるケースについて考えます。




■仕様
 前回は画面2が出た後で、画面1を消していたが、消さないで、両方出ているようにする。
 ただし、画面1も画面2も、1つしか出さない(画面1で「打ち終わった」を何回クリックされても、画面2は、ひとつしか出ない)
 画面1で、「打ち終わった」がクリックされるたび、正解率を1足していく。




■アプリ全体である画面を1個(N個)しか立ち上げないという場合

 このように、アプリ全体で、ある画面を1個(もしくは2個、3個、何個でもいいけど、ときかく、決まった数しか立ち上げない)という場合、どうするかというと、

 アプリ全体の領域に、画面の個数、あるいは画面の実体を保持しておく

 という方法を使います。

 ここで、アプリ全体の領域ですが、今やっているこの方式では、アプリ全体領域として、mapという変数を取っています。これはアプリで1つで、かつ、全画面で、同じものを参照するようにしています。ということで、ここに入れましょう。

 たとえば第一画面で、いままで、gamen1クラスのgamen1_HandleEvent(内部)クラスで
	if ( o.equals(b2)== true)	
	{	//	打ち終わった!
		//	共通領域への値設定
		map.put("username","ウィリアムのいたずら");
		map.put("sei_ritu","50");
		map.put("byo","20");

		//	第二画面表示
		gamen2 g2 = new gamen2();
		g2.map	=	map;
		g2.initAppData();

		//	消す
		freeAppData();
	}


と書いていたところを、ハッシュマップから第二画面(gamen2)をとってきて、
なかったら、生成して、ハッシュマップにセットするようにします。

こんかなんじ
	//	第二画面表示
	gamen2 g2 = (gamen2)map.get("gamen2");
	if ( g2 == null )
	{
		g2	=	new gamen2();
		map.put("gamen2",g2);
		g2.map	=	map;
		g2.initAppData();
	}


もちろん、第一画面も、アプリ開始時に、mainメソッドの中で
	public static void main(String[] args) 
	{
		HashMap map= new HashMap();
		
		gamen1 g = new gamen1();

		//	画面1を設定
		map.put("gamen1",g);

		g.map	=	map;
		g.initAppData();
	}

なかんじで、セットされています

 なお、1個ではなく、2個、3個と立ち上げられる場合は、画面の個数をハッシュマップに入れておき、画面自体は、gamen1_1,gamen1_2。。。のように、枝番をつけて保存すればOKです(画面の個数が、規定数以上のときは生成しない。画面自体を入れておかないと、後述する値の変更で困る)

 それと、いままでfreeAppData();していた部分は、当然削除します。そうしないと、画面消えちゃいますから(^^;)




■値の変更を、直接書いてしまうと問題がある。

 では、すでに画面が表示されている場合、つまり、ハッシュマップから画面が(nullでなく)取得できた場合は、どーしたらいいでしょうか。
 仕様では、このとき、正解率を1足して再描画しなければいけません。

 ということで、以下の赤字のところのように、直接、第二画面のラベルを書き換えても画面は、確かに書き換わります。それなので、仕様は満たすので、これでいいという考えも確かにあります。
	if ( o.equals(b2)== true)	
	{	//	打ち終わった!
		//	共通領域への値設定
		map.put("username","ウィリアムのいたずら");
		seikai ++;
		map.put("sei_ritu",new Integer(seikai).toString());
		map.put("byo","20");
				
		//	第二画面表示
		gamen2 g2 = (gamen2)map.get("gamen2");
		if ( g2 == null )
		{
			g2	=	new gamen2();
			map.put("gamen2",g2);
			g2.map	=	map;
			g2.initAppData();
		}
		else
		{
			String byo = (String)map.get("byo");
			g2.l2.setText("正解率"+ seikai + "%" +"時間" + byo + "秒");
		}
		//	消す
//		freeAppData();	消さないで両方だす
	}





 でも、このやり方だと、第二画面を仕様変更されて、l2がなくなった場合(l1とまとめるとか)、第一画面がエラーになります。
 ということで、第二画面と、第一画面が、同時に修正を更新しないと、その間コンパイルエラーとなり、リンクできない(実機では動かないので、テストできない)っていうことになります。
 結合以降でも、仕様変更などが入ることは、現実的にあるわけで、そういうときに、修正が、同時にいくつかの画面に渡ってしまうと、今回は簡単だから2つ同時に修正というのはできるんだけど、複雑に入れ組んでくると、もう、どーしよう(>_<!)っていうことになります。

 つまり、画面部品の追加削除が勝手に行われても、コンパイルエラーにならないさらに、影響は最小限にしたいというわけです。それには、どうすればいいか。。。




 実は、この続きをかいてあるのですが、それを貼り付けたら、恐ろしく長くなってしまった(^^;)ので、今日は、ここまでとします。

 どうしたらいいかは、次回のこのシリーズで書きます。


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「東芝、ソニーへの賠償請求検討」って、他にも広がったら!?

2006-10-16 14:06:17 | Weblog

ここのニュース
東芝、ソニーへの賠償請求検討=電池回収でパソコン販売に影響も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061016-00000037-jij-bus_all


ひえー。東芝が請求したら、きっとほかのメーカーも請求するよね。。
そーしたら、ソニーは。。。。

ただ、この請求、どこまでが、範囲かって、問題ですよね。。間接的な影響といっても。。
・サポートセンターにかかってきた電話を受けた人件費?
・たしかに販売機会損失の問題
・ブランドの信用力低下の問題

 どこまでが範囲か。。。

 でも、これで、間接被害まで賠償するとか言うことになったら、急にテレビコマーシャルしたりして。。「以下の商品は発火のおそれがありますので、すぐにサポートセンタへ」とかいう(^^;)

 あと、こういう間接被害が認められると、とくに「販売機会の損失」まで認められちゃうと、中古品を扱っているおみせまで、範囲になっちゃうよね。そのパソコンのバッテリーを交換する期間、そのパソコンを販売する機会を損失したし、パソコンが対象かどうか調べる手間もかかった!とか言われたら。。。(>_<!)

 うーん、もし、賠償が認められたら、ソニーは、たいへんそうだ。。。

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BREWで複数画面を開発する場合の方法論(その10:HTMLとコントロールの混在-その1)

2006-10-16 12:30:07 | ケータイ

 シリーズ「BREWで画面間メモリ一括管理」(いわゆるBREW版カオル姫方式)が一段落して、今度カオル姫方式2ndにいく前に、ちょっと、複数画面の話で遣り残していることがあるので、そっちのほうを書きます。

 カオル姫方式2ndは、Javaのシリーズをやっているのですが、そっちのほうで、カオル姫方式2ndと同じことをやると思うので、それとの比較というかんじで、あとで書くと思います。
(そうすると、外部仕様的には共通で、内部仕様を変えればOKっていう感じが見えてくると思います)

 ということで、前やってたシリーズ「BREWで複数画面を(分割して開発可能な)開発する場合の方法論」の続きということになります。

 で、これからやるお題は、HTMLとコントロールの混在です。




■利用場所
 BREWで、ITextCtlやIMenuCtl等、コントロールを貼り付けるような画面で、ある理由から(詳しくは聞くな、そーいう場合があるんだ、じゃなかった(^^;)あるかも知れないと思ったんだ)IMenuCtlのAEECLSID_SOFTKEYCTL(画面の下に出るソフトキー)が(技術的な理由以外の制約で)使えない場合がある。。かもしれない。。
*技術的には、可能です。

 そのとき、IHtmlViewerのボタン(INPUT TYPE="submit")を使えば便利ジャン!

 というようなケースや、

 HTMLでINPUT type=textでやっていたんだけど、それだと、複数行が出来ない。
 複数行にしようとして、textareaにしても。。??あれあれ??
 ってなっちゃって、ITextCtlで複数行にしようと思ったり。。。
 でも、ボタンは使いたいなどというケース(今回は、これ)

 などなど。。。です。




■仕様
 第一画面を、以下のようにします。



 このとき、this is testまでが、IHTMLCTLを使ったもの(IHtmlViewerをつかいやすくしたもので、このシリーズの今までの回で、使っていたものです)、下の入力テキストが、ITextCtlです。

・はじめに「挑戦する」にフォーカスが来て、それを選択します
・次に入力エリアにフォーカスがうつって(上記のイメージは、そのときの様子)
 ここで、入力して「UPキー」を押すと
・「打ち終わった!」にフォーカスが行くので、そこで選択すると
・第二画面に遷移します(それ以降はいままでと同じ)




■ソース
 今回は、この仕様変更で、修正の入ったソースを先に公開します。
 以下のソースです(これ以外は「BREWで画面間メモリ一括管理(その1-概要とサンプルソース)」の下のほうにあるソースと同じです)

 IHtmlCtl.c
 IHtmlCtl.h
 gamen1.c
 gamen1.h
 gamen1.htm





 次回から説明に入ります。



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