ひさびさに、シリーズ「UML等各種ダイアグラムのエラーチェック体系化」です。
現在「いろんなダイアグラムをRDBにいれよう!」化計画、
をやっていて、そのため、ダイアグラムの構成要素を、ノード、リレーション(エッジ)、属性、属性値に分けようとしています。
前々回、構成要素単独で意味をなすもの:ノードをやり
前回、 構成要素単独で意味をなさないもの
2つ以上のものと結びつく:リレーション(エッジ)
今回は、1つのものと結びつく:属性について行います。
なお、今までの話は、ここにまとめてあります。
■ノードにむすびつくもの-属性値
あるノードの説明になっているものが、属性値です。
ノードの説明は、引き出し線が引っ張ってあって、そこに書いてあることもあるけど、
たいてい(ノードの上にノードに書くと、結びつきがあったように)
ノードの上とか横に説明を書いて、それが属性値になる場合が多いです。
ノードの名前とか。。。
この場合、ノードの説明は、文字で書かれているものだけでなくって、
ノードの形で、種類が示してあるもの(たとえば、業務流れ図で、帳票の形とか、
楽譜で、四分休符とか、八分音符の形とか)も属性値になるし、
位置座標なども、属性値になります
■リレーションにも属性値がある
そして、リレーションにも属性値があります。
線の上に書いたりしますよね。
DFDでデータフローのところに、データを書いたり
流れ図の分岐で、何の場合というので、書いたりとか。。。
ああいうのが、属性値になります。
リレーションの場合、位置座標は関係ないようなケースでは、
属性値がないこともあります(線で結ばれているだけなど)
■属性値と属性
属性値は、なんらかの意味、意義を持っています。
もってないで、書いてあったら落書き、いたずら書きです。
なにか、意味合いがあるわけです。
たとえば、帳票のマークのところに、「受注票」と書いてあったら、それは
帳票名という意味です。
このように、属性値に対する、なんらかの意味、意義を「属性」とします。
なお、属性は1つなのに、属性値がたくさんということもあります。
ER図に、項目名を書く場合、項目名(ID,氏名、住所・・・)はいろんなものがあります。
項目名という属性1つに対して、値いっぱいなわけです。
ということで、ひととおり「ダイアグラムの構成要素」を説明しました。
次回は、ここまでのまとめです。