ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

UML等各種ダイアグラムのエラーチェック体系化(その13:ダイアグラムをグラフ理論化-4)

2009-07-26 21:42:20 | Weblog

 ひさびさに、シリーズ「UML等各種ダイアグラムのエラーチェック体系化」です。

現在「いろんなダイアグラムをRDBにいれよう!」化計画、
 をやっていて、そのため、まずは、ダイアグラムの構成要素を、ノード、リレーション(エッジ)、属性、属性値に分けようとしています。
 前回までで、その構成要素の分類は終わったので、ここでそのまとめをしたいと思います。
 なお、ここで書いたとおり、いままでのまとめは

こちら
システム開発における「最小単位」とその連結法
http://www.geocities.jp/xmldtp/index_system.htm





■構成要素のまとめ

 RDBにいれるため、ダイアグラムを

  ・ノード
  ・リレーション(エッジ)
  ・属性
  ・属性値

の4つにわけます。

 まず、単独に存在しても意味をもつものを、ノードとしました。
 のこりは、単独に存在できないものですが、このとき
  2つ以上のノードを結びつけて、存在しているものをリレーション(エッジ)
  1つしか結びついていないものを、属性値

 としました。

 ただし、属性値は、ノードに対してだけでなく、リレーションに結びついている(関連している)ものもあります。
 また、結びついているというのは、物理的に線でつながっている場合もありますが、単に上に乗っている(書いてある)というものでも、関連していれば、結びついていると考えます。
 別の紙に書いてある場合でも、関連していれば、結びついていると考えます。

 そして、属性値を意味的にまとめて、属性とします。

 なお、分類上、

 単独に存在できないもので、1つのノードとも結びついていないもの

 というのがありえます。
 枠の線などがこれにあたります。何も関連していないので、まあ、これはRDBにいれなくていいでしょう(^^;)




■このあとは

 これで、構成要素がきまったので、その構成要素をRDBにいれます。

 そして、ダイアグラム間の関係を示していきます。
 あるダイアグラムの構成要素から、他のダイアグラムの構成要素を
   ・select文を使って取り出せる(元の構成要素のほうが情報大)
   ・select文を使って結び付けられる(関連性がある)
   ・まったく結び付けられない(関連ない)

 にわけます。

 さらに、プログラムを記述するうえで必要な情報というのがあります。

 これと、上記ダイアグラムを関連付けていき、
   ・どのダイアグラムは、プログラム記述に必要な情報を持っていて
   ・どのダイアグラムは、プログラム記述に必要な情報を持っていないか

 をチェックしていきます。

 結果として、
   ・UMLやDFDは業務流れ図の部分的な情報しか持っていない。
   ・業務流れ図とその関連性がある図から、プログラムは記述できる
 ってことは
   ・UMLやDFDは業務流れ図から、プログラムを記述するには、
    必要な情報が欠けている。
 ということを示していきます。




 ということで、こんかいはおしまい。

 次回は、RDBにいれる方法について



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インターネットを使ったアマチュア無線、D-STARのお話を聞いてきた!(その2:参考サイト)

2009-07-26 11:59:27 | Weblog

 インターネットを使ったアマチュア無線、D-STARのお話を、25日、icomの東京営業所できいてきたので、報告!のつづき
 



■ここまでのまとめ
 デジタル通信を利用したアマチュア無線D-STAR、レピータがインターネットにつながっているので、430MHzで東京から沖縄などという、電波だけでは通常届かないところでも通信できる。もちろん、レピータ-内での通信、シンプレックス通信も可能

 で、

自局=(電波)=>レピータ=>ゲートウエイ
   =(インターネット)=>相手レピータ=(電波)=>相手局

アシスト局を使わないとR1とR2は(設定上、Gがつくけど)同じ局。
という流れになるので、設定は自局(MY)、自局レピータ(R1)、ゲートウエイ(R2)、相手局または相手局レピータ(UR)の4つ。例を示すと

・シンプレックス通信
UR:CQCQCQ
R1:JP1YIU
R2:(設定なし)
MY:JQ1YOL

・相手がレピータ
UR:/JP8YDZB
R1:JP1YIU
R2:JP1YIU G
MY:JQ1YOL

相手指定の場合は、URに相手局そのものを指定する(/はいらない)。
レピータのみ、無線機名がAであれば、/JP8YDZのように、Aを省略できる。
(相手局そのもの、MYの無線機名は省略できない。書かないと、無線機名「なし」と
 判断される。ただし、無線機名「なし」とすることもできる)




■その他(ちょっと前回書いたけど)

GPSで位置情報を送り、地図上に出すこともできる
レピータの設置状況
ICOMの無線機紹介(^^;)
 新しく出たID-80,ID-880が設定が簡単らしい




■参考サイト

・ICOM D-STARサイト
http://www.icom.co.jp/d-starsite/

・JARL D-STARサイト
情報 http://www.jarl.com/d-star/
技術 http://www.jarl.com/d-star/doc1/d-star-index.html

・JARL D-STAR Home PAGE
メインページ
http://www.jarl.or.jp/Japanese/7_Technical/d-star/d-star-ip.htm

管理サーバー登録(登録しないとゲートウエイを越えられない)
http://www.jarl.or.jp/Japanese/7_Technical/d-star/application-rule.htm

・D-STARシステムログ
https://www.d-star.info/usr/usr_login_disp.php




■しつもん1

・埼玉、いける?
 埼玉は西東京レピータ、一部OK

・なぞの外国人の質問?ご意見??(もともとは英語)

1)GPSマイクは高い
 (実際には価格を書いて説明していたんだけど、
  その値段があとで調べたものと一致しなかったので、
  価格をかくのはやめときます)

 おこたえ
 ・たしかに(^^;)
 ・そのうえ、ID-80とID-92は(防水が違うため)共用できなかったりします(^^;)

2)URはなんでURなの?
(って、yourの略符号がURなんだよ (-_-;))

3)日本には、145MHz、430MHz、1200MHzとアマチュアバンドがあるよね
 (いや、もっとあるけど、ここでは省略ってこと)

 で、430とかで、

  432.200 A

 とかいれる、Aってなに?
(ウィリアムのいたずらは、アマチュア無線はやってないので、よくわかんないけど、
 それって、D-STARの設定なの???




 午前の部(11:00から)は、ここでおわり
 午後の部につづく



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インターネットを使ったアマチュア無線、D-STARのお話を聞いてきた!(その1:設定)

2009-07-26 00:15:06 | Weblog
 
 インターネットを使ったアマチュア無線、D-STARのお話を、今日(25日)icomの東京営業所できいてきたので、報告!

 なななんと、用意された席(40席?)は満席!!
 ウィリアムのいたずらは遅めにいったので、机のない椅子だけの席だったぞ!
 人気なのですね、D-STAR




■D-STARのしくみ

 D-STARは、インターネット(というかデジタル通信)を使って、QSO(=交信)するシステム。国内の遠くの局や海外局と通信することができる(いや、ローカルで通信してもいいんだけど)。

 しくみは、こんなかんじ
  Aさん――レピータ局1===インターネット網===レピータ局2――Bさん

              (JARL管理サーバー)




Aさんが東京、Bさんが沖縄だとすると、

  Aさんは、西東京のレピータ局につなぐ。
  そうすると、インターネット網を使って
     (この間に、JARL管理サーバーを経由する)
  Bさんがいる沖縄(宜野湾)のレピータ局に音声などが届き、
  そのレピータ-からBさんに電波が飛び、通信できる

ただし、アシスト局というのがあって、自分は西東京にアクセスするんだけど、インターネット網は調布からだすということもできる。理由は、西東京と調布が10GHz帯で接続しているから。
 また、レピータ-局1だけで通信する、つまり、インターネット網に出ない、シンプレックス通信というのも可能だそうな。

 通信としては、音声を流すDVと、デジタルデータを流すDDがある。DDの場合、つまり、アマチュア無線を使ってメールなどのインターネットができることになる(128kbps)



 

■なにがいるの?
・D-STARトランシーバを買う

・届け出だっけ、申請だっけ。とにかく、電波監理局(??総合通信局)にだす
 
・JARLの管理サーバーに登録
 (JARL会員でなくても可能。ただし、この登録をしないと、
  ゲートウエイを超えた通信ができない)

   JARL管理サーバー
   http://www.jarl.or.jp/Japanese/7_Technical/d-star/application-rule.htm


・D-STARトランシーバの設定




■D-STARの設定

 ようするに、設定箇所は4つ

UR 相手(相手レピータ、もしくは相手のコールサインそのもの、またはCQCQCQ)
R1 自分が使うレピータ
R2 自分のインターネットに出るゲートウエイのレピータ
MY 自分のコールサイン

このうち、使用するレピータが同じなら、MY,R2,R1を一度設定してしまえば、
あとは相手に応じてURの設定を変えるだけになる。

で、設定方法は

●UR
・インターネットを使わず、レピータ圏内の通信なら CQCQCQ
・インターネットを使い、レピータからCQを出す場合は、

   /レピータのコールサイン無線機名

 例 /JP1YIWB (西東京レピータ、無線機名 B=1.2GHz用)

   ただし、無線機名のAは、”レピータ-の場合”は省略できる

 例 /JP1YIW (西東京レピータ、無線機名 A=430MHz用)

 なお、ほかのものも一般に、8けた目が無線機名を示すので、それ以前で終った場合、
 スペースを入れる

 例 /JR3VK B

・相手のコールサインを直接入れることもできる

 例 JR3●●●
 ●には、コールサイン

 スラッシュは、うたない。また、JARL登録サーバで無線機名を付けた場合、その無線機名が8文字目に来る=1つスペースをあけて打つ

 例 JR3●●● A
●には、コールサイン、この場合、レピータでないので、Aは省略できない
  Aが付いていないものは、無線機名なしで登録したもののことになる。

●R1

 自分が使用するレピータ。(インターネットを使わなくても)必須

 例 JP1YIU

●R2

・インターネットを使わず、レピータ圏内の通信なら 設定しない
・インターネットを使う場合、
  リピーターのコールサイン G
 (URと違い、/はいらない。コールサインのあと、スペースをいれて、G)

 例: JP1YIU G
    JR6YZ G (スペース2つでG)

●MY
・自分のコールサイン、必須。
 なお、JARL管理サーバーに登録した無線機名(A、Bなど)をつけること
 (「なし」の場合は付けない)





■そのた

GPSも楽しめるらしい。けど、GPSマイクは高いらしい(^^;)


・・・つづく!


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