ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

ダイアグラムの一貫性と、システムの最小単位、並列作業関連をまとめました。

2009-07-12 22:20:30 | Weblog

 最近、このブログでやっている

 ●各種ダイアグラムの一貫性について
 ●システム開発に必要なもの(システムの最小単位)
 ●並列処理と一貫性

の話を、以下のサイトにまとめました(といっても、ブログのリンクだけど)

システム開発における「最小単位」とその連結法
http://www.geocities.jp/xmldtp/index_system.htm


実は、この3つの話、つながっているんです。




■システム開発に必要なもの(システムの最小単位)

 ここでは、まず「システム開発に必要な最小限の情報はなにか?」という話をしています。
 とくれば、ふつうは、チャーチのテーゼを出してきて、原始帰納的関数から、複雑なプロセスを作り出して行けるという話にもっていく(計算論 計算可能性とラムダ計算みたいなかんじ)。

 だけど、実際、チャーチのテーゼのように、入力と出力が決まれば、プログラムが書けるのか?っていうと、書けない。

3に4を足して5をかけたものを出力してください。

といわれても、「どこに?」となってしまう。

まあ、常識的に考えれば、コンソールだが、Webのページかも知んないし、ファイルかもしんない。ということで、出力するメディアがきまんないと、書きだせない。
 一方処理については、条件や順番が大事。

 3と5を入れ替えて、5に4を足して3をかけたものは、ぜんぜん違う値になる。

 なので、順番大事。

 そうすると、前に書いたように、プログラムを記述するには、

・データ(メディア、型、値=変数と定数)
・プロセス(入力データ、出力データ、起動順序・条件)

で、逆にこれが決まってくると、プログラムにかけたり、書けない理由がわかったりする(出力、入力を行うライブラリ、フレームワークがない)。




■各種ダイアグラムの一貫性について

 では、

・データ(メディア、型、値=変数と定数)
・プロセス(入力データ、出力データ、起動順序・条件)

 を記述したものはあるのか?という話になるが、ある。
 それが業務流れ図である。

 では、業務流れ図から、プログラムを起こせるのか?起こせるとした場合、どんな情報が必要になるのかというのが、次の話題である。

このとき、
・業務流れ図に一貫性があり
・入出力メディアを実現するライブラリ、フレームワークが存在すれば
プログラムを起こせるという話を、ここでは展開していく。

 プログラムを生成するため、業務流れ図などをRDBに入れ、一貫性チェックを行い、すでに登録してあるフレームワークの流れ図(も図なのでRDBに入る)合成していくという話だ。
 実は、プログラムだけでなく、UMLなど、ほかの図も生成できる。




■並列処理と一貫性

 ここでは、上記につくったダイアグラムがはいったRDBの応用になる。
 並列処理をさせたとき、一貫性を持たせるには、どうしたらよいか?

 これは、あるプロセスがあるデータを読み込み中のときに、ほかのサイトから、書きだし、更新を行わないことによって防止できるが、このことは、上記のRDBから検索可能なのか?という話を展開していく。




 なお上記2つが、大学院修士の論文にしようとして、結局すべて捨てた(ゴミ箱行き)お話、最後の「並列処理と一貫性」が新作ということになります。

 ってなことで、明日から3つをテキトーに書いていきます。





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システムが「作れる」ことと「使える」ことと「使ってもらえる」ことは意味が違う

2009-07-12 12:40:05 | Weblog

 前のブログでは、システムを「作る」のに必要な基本的情報は、

・データ(メディア、型、値=変数と定数)
・プロセス(入力データ、出力データ、起動順序・条件)

と書いた。

 ところが、以前書いた、ことばと業務流れ図、UML、ユースケースシナリオの関係では、

 「業務流れ図で、表現するもの」は、

   ●いつ
   ●だれが
   ●なにを
   ●どのように

 であると書いた。このうち、「いつ」は、起動順序、条件に(上記の業務流れ図の話においても時間を絶対的時間でなく、相対的な時間=手順としてとらえている)、「なにを」はデータ、「どのように」は、入力データから、出力データを導きだすプロセスとして表現される。なので、対応関係はある。

 でも、「だれが」・・・がない?なぜ?




これは、データとプロセスは、システムを「作る」条件として必要なことをあげているのに対して、業務流れ図は、システムを「使う」ときの様子を記述しているからだ。

 つまり、「作る」と「使う」では違う。誰が、使うか?が問題になってくるのだ。

 例えば、仕訳を入力して、決算関係書類(損益計算書、貸借対照表)を出力するシステムは作成できる。っていうか、ある、売ってる(=いわゆる財務システム)

 でも、この仕訳入力、簿記をしらない人が入力することはできないし、
 まったく関係ない会社の人が、領収書とか、そーいう財務資料なしに入力することもできない。

 会社の、簿記を知ってる人が入力しないとシステムは使えない。

 このように、「誰が」というのは、システムにデータを入出力可能か、つまり簡単に言うと使えるのかを判断するのに必要になる。




 さらに、使ってもらえるとなると、知らなきゃいけない条件は増える。

 検索かけました・・・1時間たっても、何も返ってきません。

 ということがつづくと、使ってもらえるかどうか???になってくる。

 そうなると、システムの目的や費用、納期など、

   いつ
   どこで
   だれが
   何を
   なぜ
   どうする
   いくらで?

 という、5W2Hが必要になる。



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