ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

ミスユースケース

2010-12-11 09:48:46 | そのほか

■ミスユースケースとは

・UMLユースケース図の拡張
  ミスユーザー:意図しないことをするアクター
    →黒くして、悪者をあらわす。

  ミスユースケース:意図しない挙動
    必ずしも、悪意があるとは限らない。
    →黒くして、わるいころを示す

  threatenというステレオタイプで脅威
  mitigateというステレオタイプで対策

・脅威とその関係者、対策の関係が明確になる

・被害があるかどうかが問題で、悪意の有無は関係ない

・ユースケースは実現するものだが、
 ミスユースケースは、実現しては「いけない」
   →ミスユースケースは実現するシステム対象範囲外:ふつう
    そこで、四角で囲わないことが多い

・<<欠点>>
 具体的に、どうやったら、こうなるのかまではわからない。
 →設計まで落ちないと、じつは何をしたらいいか、はっきりしない。




■ミスユースケース記述
 ユースケース記述があるように、ミスユースケースを補完するものとして、
ミスユースケース記述がある。以下の点がユースケースと違う

基本パス/代替パス
 攻撃シナリオを書く

トリガー
 ミスユースケースのきっかけになる事象または状態

前提
 ミスユースケースを可能にするシステム環境

前条件
 ミスユースケースを可能にするシステム受胎

緩和ポイント
 ミスユースが緩和できるポイント

緩和の保証レベル

関連業務ルール
 ミスユースケースにより侵害される可能性のある業務ルール

ミスユーザープロフィール
 想定できること何でも

スコープ
 人とコンピューターで実現?コンピューターだけで実現?

ステークホルダーリスク
 ステークホルダーに対する

技術データのバリエーション




■関連研究

・Abusecase(あぶゆーすけーす)
 ユースケースと同じ記法で書いてある。
 →よくわかんなくなってしまう。

・マルアクティビティ、ミスユースアクティビティ
 アクティビティ図に意図しない振る舞いを書く
 攻撃シナリオ、攻撃ポイントを表せる




■手順

1.システムの資産を認識する
2.各資産に対するセキュリティゴールを定義
3.ゴールに対する脅威(ミスユースケース)を識別
 システムに被害を与えるステークホルダー(ミスユーザー)
4.脅威のリスクを分析、評価する
5.リスクに対するセキュリティ要求を定義
 (セキュリティユースケース)


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12月10日(金)のつぶやき

2010-12-11 02:16:47 | Twitter
20:18 from web
astah*に、ニコニコマークのアイコンがあることを、発見したなう
by xmldtp on Twitter

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