シリーズ「QMLを、はじめたい!」。前回は、変数と(イベント)処理について書きました。
変数は、
property 型 変数名: 初期値
(property int i: 0)
のような形で自分で定義できると書きました。
ちなみに、型は、QMLのベーシックタイプなら、指定できると思う(やってみてはいない)。それと、Propertyは、xとかyとか、もともとあるものもあるので注意(これとバッティングした場合、どうなるのかも、試してはいない)。
イベント処理は、 MouseAreaのプロパティonClicked:に関数を書いて、対応できることを書きました。ここでは、代入だけでなく、For文もつかえます。その例を示しました。この中の文法はJavascriptとだいたい同じみたいです(ただ、変数は、前に宣言してないと使えない?)。まだ詳しく調べてないので、確かなことはいえませんが・・・
で、今日は、文法はこれでOKなので、画面の部品について、書きたいと思います。
今日の内容までで、1画面の表示は出来るようになると思います。
■画面部品
画面の部品については、
Qt Quick 入門 第4回: 画像やマウスを使おう
http://qt-labs.jp/2010/09/28/qml-image-and-mousearea.html
の中ほどに「QML の描画要素」として、あります。
QML Elementsの一部であり、上記サイトから、引用してくると、以下のものがあるみたいです。
(以下斜体は上記サイトより引用)
AnimatedImage: アニメーションGIFのようなアニメーションする画像を表示します
BorderImage: 画像で作成された枠を表示します
Image: 画像を表示します
Rectangle: 矩形を表示します
Text: テキストを表示します
TextEdit: 複数行のテキストの入力/編集が行えます
TextInput: 一行のテキストの入力/編集が行えます
Keys: キー入力を処理します
KeyNavigation: カーソルキーによるフォーカス移動をサポートします
MouseArea: マウス関係の処理を行います
ImageとText、MouseAreaを合わせてボタンを作ります。
あと、リストを作るには、ListViewというのがあり、
このListViewのデータをつくるために、ListModelというのがあります。
詳しい作り方は、別のときに書きます
(もっとあとで)