書いたっけ、これ?ま、いいや・・・
i*とKAOSの違いを考えると、
外見的には、
KAOSは、ゴールがひし形で、そいつを詳細化していき
ツリー上に広がっていく感じだけど、
i*は、ソフトゴールとゴールを図形的に分けて、そこにタスクとか書いて、
その間に線を引いて、華やかにやっている
なかんじの違いが見えてくると思う。
しかし、これが、利用上では、大きな違いがあると思う。
まず、あるタスクがあるとき、
・このタスクに関する(同じレベルの)タスクをあげて、入出力などの関係を見ていく、
横の広がりを見る方法
と、
・あるタスクは何から構成され、さらにそのタスクは何から構成され・・・
と、詳細化していく、「縦の広がり」を見る方法
がある。一般に。
もし、横の広がりと、縦の広がりを、同時に展開すると、状態爆発してしまう。
そこで、同じレベルのものを比較して考える、横の広がりを見るものと、
詳細化していく縦の広がりを見る図にわかれる。
KAOSは、詳細化していき、縦の関係を見るのに適している。
これを、関連する情報は何か?と考えて、横の方向に見ていくと、「たいへんなことに!」なってしまう。
一方、i*は、いろんな線が交差するところからみても、明らかなように、横の方向に見ていく図であり、これを、詳細化していくと、「たいへんなことに!」なってしまう。
よって、さまざまな案を「ソフトゴール」により、比較、検討するときには、i*が適していて、逆に、だいたい状態が決まっていて、ゴールまで見通しがあるようなときは、KAOSを使って、詳細化したほうが、きれいにまとまる。