ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

as-isとto-be→記述と規範

2015-09-10 15:15:46 | 開発ネタ
昨日、

ユーザーストーリーとDtoD、シナリオとカスタマージャーニーなんかのまとめ(&偏見)
http://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/44240f36fc047485f09e55ad84792741

で、KAOSをto-be,それ以外をas-isと分けているけど、その根拠は?
と聞かれると思うので、書いておきます。

Lamsweerde先生の

Requirements Engineering: From System Goals to UML Models to Software Specifications

に、そのようなことが書いてある・・・
っといっても、as-is,to-beとは、出てきません。

descriptions と prescriptions という言葉ででてきます。


この言葉の意味ですが、

記述と規範[prescriptive_grammar]
http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2011-05-14-1.html

の意味だと思います。
descriptions→あるがままの姿→as-is
prescriptions→あるべき姿→to-be
ということになりますよね。

Lamsweerde先生は、上記の本の4章において、4.3章で、準形式(semi-formal)な形として、ダイアグラム(UML,ER図、DFDなど)を取り上げ、4.4章形式仕様として、VDMその他もろもろを挙げています。そして、4.5章の結論で、これら、準形式(=UMLなども含まれる)、形式手法とも

Confusion between descriptions and prescriptions

と指摘しています。

つまり、as-isとto-beが混同している、ドメインプロパティと、要求、仮定と定義の区別がないとしています。そして、intentを区別する(to-beを明確にする)というのが、ゴール指向のモチベーションと記述しています。

そして、そのゴールを説明する7章の

7.1 What are goals

で、

A goal is a prescriptive statement of intent

「ゴールとは、意思(意図)についての規範的な文」としています。

つまり、ゴールは「こうあるべき」というto-be(規範)についてかかれたものです。このゴールによって、構築されたゴール指向分析であるKAOSは、規範的→to-beを記述したものといえます。

 それ以外のダイアグラムなどは、Lamsweerde先生の視点に立てば(それらがto-beを記述できないので、KAOSやっているんだから)to-beではなく、as-isになるということです。
この視点で、昨日のエントリは書いています。

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五輪のエンブレムの「デザイン」問題を「ロック」で説明すると・・・

2015-09-10 09:39:53 | Weblog
・・・たしかに、わかりやすいかも!

ここ

例の騒動を B’z で説明すると、上手くいくことに気づいたのでメモ
https://www.shortnote.jp/view/notes/AFWBNhtZ


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『エアコンをつけっぱなしにした方が電気代が安い』という噂を試してみた結果…!

2015-09-10 01:30:54 | Weblog
ここの記事


『エアコンをつけっぱなしにした方が電気代が安い』という噂を試してみた結果…!
http://buzzmag.jp/archives/36678


本当らしい。
ただし、この結果では、ということであって、必ずしもではないみたいだけど・・・
調べてみる価値は、ありそうですよ!

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