遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

パラリンピック閉幕

2021-09-06 16:21:27 | 日記

令和3年9月6日(月)

東京パラリンピック閉幕

第十六回夏季パラリンピック東京大会は、13日間の熱戦に

昨夜(9月5日)、幕を降ろした。

新型コロナウイルスの影響で一年間の延期、緊急事態宣言下

で、無観客の中でパラリンピックは開催された。

世界から162カ国と難民選手団を含め4400人が参加した。

政情不安の在るアフガニスタンからも、複数の国の支援のもと

参加、出場を果たした。

今回の閉会式には、各国の選手団はあらかじめフィールド内に

待機(椅子席)し、各国の国旗(旗手の選手)のみが入場行進

してくる。

難民選手団は、パラリンピック大会旗で入場した。

入場した際に、「東京スカイツリー」の模型に磁器製の鏡を

銘々取付け、、、やがてスカイツリーが中央に建つ。

閉会式に先立って、今大会参加したアスリート達の名場面が

スクリーンに流された。

音楽ショーが始まる、

東京の街角を模した舞台に、様々な人々のダンスが披露される。

ブレークダンス、ヒップホップ往年のジルバ、クラシックに

ヘッドスピンの名手が中央に、、、それぞれ自慢のステップ、

車椅子ダンサーや障害を持つ人達も参加している、、、、、

秋篠宮様がアンドリュー・パーソンズ会長と共に臨席される。

国旗掲揚は、日の丸を6人のパラアスリート等が手に入場、

国歌は、「こどもの城合唱団」(世代、国籍、障害の有無等

様々な子供達)が合唱した。

地球上には様々な障害を持つ人が、全人口の15%を占める

と言われている。(災害、事故、戦争による犠牲者が多い)

映像には、「特別扱いされるのは好きじゃない。私達は当た

り前の存在としてみんなが思えたら壁は無くなる」と訴える。

次に、パラリンピックを切っ掛けに多様性を尊重する社会作り

に貢献した選手や大会ボランテアへの表彰が行われた。

盲導犬と伴に参加した車椅子のボランテアの方に感銘を受けた。

後半のショータイムでは「調和と不協和音、」様々に食い違う

都会で、垣根を超え集まった人達のダンスショー、、、、

一つ一つは「バラバラ」だが、なぜか調和を見せる、、、、、

 

パラリンピック旗が降ろされ、次の開催都市のパリへ引き継ぐ

小池東京都知事からパーソンズ会長へ、そしてパリのイダルゴ

市長へと大会旗が渡された、、、、、、、。

 

 

東京大会組織委員長の橋本聖子氏は「大会に携わった、全ての

方々に感謝申し上げます。オリンピック、パラリンピックが在

って良かった。私はその価値を信じます、、、、、、、。」

アンドリュー・パーソンズ会長は「日本が好きです、有難う。

東京大会は世界に自信や喜び、希望を与えました。 これが

出来たのは世界中の人々を受入れ、アスリートにこの場と機会

を与えてくれた日本のお陰です。、、、、、、、」

 

この大会には賛否両論、様々な意見が在るが、私(ヤギ爺)は

本当にやって良かったと思っています(当初は反対も、、)

選手等の懸命な姿、ボランテアの方達のお世話する、ひたむき

さ、競技の終わった後の国境を越えた笑顔のエール交換、、

どれを見ても喜びと感動に、、、(時にもらい泣く)

世の中、棄てたもんじゃない、、、、、、

 

さあ、次回はパリで会いましょう、、、、

パリ、シャンゼリゼ大通り、(メダリスト達が有難うと、、、)

 

今日の1句(俳人の名句)

ほどけゆく一塊の雲秋の空   高濱 虚子