遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

ロバのパン屋

2021-09-08 15:49:23 | 日記

令和3年9月8日(水)

ロバのパン屋さんがやって来た、

昨日の午後、「ロバのパン屋さん」がやって来た!

懐かしい、メロデイが聞こえてきます、、、、

 

ロバのおじさん チンカラリン

チンカラリンロン やってくる

ジャムパン  ロールパン

出来立て 焼きたて いかがです

チョコレートパンも アンパンも

なんでもあります チンカラリン

 

懐かしいメロデイに、、早速かみさんが慌てて出て行った。

ベランダから見下ろすと、白と赤のツートンカラーのバン

がやって来た。

運転しているのは女性で、一人で移動販売している様だ。

「ロバのパン」は、株式会社「ビタミン連鎖店本部」という、

京都市に本店を置く、蒸しパンの行商を行うチェーン店。

岐阜市に在る「一恵庵ロバのパン工房」で製造販売している。

ロバのパンの創業者の桑原貞吉さんは、岐阜県揖斐川町の出身

で、戦後京都に本部を置き、全国に販売店を広げた。

その後、道路が舗装され車が普及し出して、荷馬車での営業は

困難となり、昭和の時代が終わる頃に終了、、、姿を消した。

地元から「ロバのパンをもう一度食べたい」と愛着の声が上が

り、車(バン)での移動販売が10年程前から復活した。

最近では、名古屋市内のオフィス街や、イベント会場からの声

もかかり、、、コロナ過の今、買う方も増えている様だ。

早速、食べて見たが懐かしい味(蒸しパン)はそのままの様だ。

アンパン、カスタード、クリーム、チョコレート、様々な工夫

を凝らした新製品もある様だ、、、、、

我々には、あの懐かしいメロデイと、蒸しパンは昭和そのもの

である。

(この辺りは半年に一度くらいとか、頻度を増やして、、、)

 

今日の1句

爽やかや昭和の残るロバのパン   ヤギ爺