遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

白 露

2021-09-07 16:29:38 | 日記

令和3年9月7日(火)

白 露

二十四節気の一つで、太陽の黄経が165度に達した時。

処暑のあと十五日目、陽暦では9月7日頃をさす。

露が繁くなるところから来た名前であり、秋が次第に深まって

きた感じがする。

草の上に降りた朝露が、朝の空気の中で白く見える時期。

白露は江戸時代に発行された「暦便覧」に記述された、

「陰気やうやく重なりて露こごりて白色となれば也」という

言葉が在る。

 

暑さがようやく寒さ(陰気)と入れ替わり、気温が下がる事

で、草や地際に朝露が出来、朝靄の中で朝露が白く輝くという

意味である。

露は空気中の水蒸気が集まって気体から液体へと変化した物。

これ以上、水分が気体として留まる事が出来ない温度まで下が

った時、気体が在った空気中の水分は液体へと変わる。

よく晴れた昼間に太陽の熱で地表の温度が上昇し、雲のない夜

に地表からの熱を放射し温度が下がる。翌朝には露が発生し易

くなる。 朝露は晴天の日が多い。

今朝は久しぶりの晴天となり、公園を散歩していると雨が降ら

ないのに靴が濡れている、、、、、

草叢をよく眺めて見ると、朝露が草の表面で朝日を浴びて光り

輝いている。   白露の日に相応しい日となった、、、、

 

今日の1句

白露の日久方ぶりの陽を仰ぐ     ヤギ爺