令和3年9月7日(火)
白 露
二十四節気の一つで、太陽の黄経が165度に達した時。
処暑のあと十五日目、陽暦では9月7日頃をさす。
露が繁くなるところから来た名前であり、秋が次第に深まって
きた感じがする。
草の上に降りた朝露が、朝の空気の中で白く見える時期。
白露は江戸時代に発行された「暦便覧」に記述された、
「陰気やうやく重なりて露こごりて白色となれば也」という
言葉が在る。
暑さがようやく寒さ(陰気)と入れ替わり、気温が下がる事
で、草や地際に朝露が出来、朝靄の中で朝露が白く輝くという
意味である。
露は空気中の水蒸気が集まって気体から液体へと変化した物。
これ以上、水分が気体として留まる事が出来ない温度まで下が
った時、気体が在った空気中の水分は液体へと変わる。
よく晴れた昼間に太陽の熱で地表の温度が上昇し、雲のない夜
に地表からの熱を放射し温度が下がる。翌朝には露が発生し易
くなる。 朝露は晴天の日が多い。
今朝は久しぶりの晴天となり、公園を散歩していると雨が降ら
ないのに靴が濡れている、、、、、
草叢をよく眺めて見ると、朝露が草の表面で朝日を浴びて光り
輝いている。 白露の日に相応しい日となった、、、、
今日の1句
白露の日久方ぶりの陽を仰ぐ ヤギ爺