令和3年9月18日(土)
案山子 : かかし
竹や藁などで作った人形で、鳥獣等の害を防ぐために田畑等
に立てるもの。
古くは鳥獣の肉や毛を焼いて串に挿し、その悪臭をかがせて
鳥獣を追い出した事から「嗅(か)がし」と言ったのが語源
である。
現在、竹藁等で作った人形を一本の棒で田畑に立てたものは、
人が其処に居ると思わせて鳥獣を追払うだけではない様だ。
様々な人形がよりリアルになり、単体だけではなく2,3人
が話をしている様に、集団で作業をしている様に見える。
これ全部案山子ですヨ
案山子その物をテーマにイベント(祭り)を行っている。
亦、多くの案山子が並び、コンテスト(品評会)もある。
案山子は、地方に依っては「かかし」と清音で発音する説と、
「かがし」と濁音の方が正しいとする説がある。
中部地方では「そめ」、近畿地方では「おどし」「おどせ」
「おどろかし」、九州では「とぼし」「とうぼし」等とも
言われていたようだ。
亦、かかしの事を「見かけばかりが最もらしくて実際は役に
立たない人」「見かけ倒しの人」と揶揄してカカシという。
折しも自民党では、緊急事態宣言下に次期総裁選の真っ只中
である。4氏が立候補し、コロナそっち退けでTVを利用し、
連日論戦(舌戦)を繰り広げている。
候補者の4氏は、コロナで苦しむ庶民より派閥の動向が気に
なる様である。
4氏の討論会
我々庶民は、案山子(イヤ失礼)、候補者達の政策をジックリ
聴いてみよう、我々も案山子となって彼等を眺めよう、、、、
今日の1句
案山子起つ総裁選を眺め居る ヤギ爺