朝目覚めたら新しい自分がある
第三十二話「知恵を絞る習慣」
毎日ただ与えられた仕事、命じられた仕事を機械的にこなして働くだけでは楽しく働いているという実感は起こらないものです。加えて自分の人生において何の進歩・進化も図られません。自分の仕事はもとより関わっている仕事について、何か良いアイディアがないかを考え知恵を働かせて創意工夫することが大切で、仕事の能率やビジネスの成果をあげるためにも必要です。
創意工夫というのは自身が工夫してみようという意志から湧きおこるもので、特別な人が特別に持ち合わせている能力ではありません。発明王エジソンのように99パーセントの汗をかく先にアイディアが閃くもので、知恵を絞る習慣を身に着けるところから始まるのです。
知恵の泉は想像から生まれます。思いついた想像を具体的な行動や形にしてみることです。意味のない形になったとしてもそれが創造というものになるのです。「月面に立ってみたい」そう想像することによって、アポロ計画が誕生し具体的な形になって行き、アポロ11号によって月面到達という人類初の夢を実現させたのです。
知恵を絞るという行為はビジネスにおいても必要なアクションであり、成果においても差があらわれるものです。例えば昔懐かしい金網で作ったネズミ捕りの話なのですが、東京の下町の金物店でこのネズミ捕りが売られていたが、何年も売れずに埃をかぶったまま置かれてあった。あるとき跡継ぎの息子がネズミ捕りをちょっとオシャレ感覚の用品としてショールームに様相を変えて店頭に並べたところ、驚いたことに何年も売れなかったネズミ捕りが一日で5個も売れてしまった。ネズミ捕りを本来の目的のネズミ捕りとしてではなく、花を飾るインテリアとして、物入れとしてオシャレな置物というイメージにしたことにより売れた。使い方を顧客の発想にゆだねたという知恵が売れないものが売れるようになった。
知恵を絞るという行為はビジネスにおいても必要なアクションであり、成果においても差があらわれるものです。例えば昔懐かしい金網で作ったネズミ捕りの話なのですが、東京の下町の金物店でこのネズミ捕りが売られていたが、何年も売れずに埃をかぶったまま置かれてあった。あるとき跡継ぎの息子がネズミ捕りをちょっとオシャレ感覚の用品としてショールームに様相を変えて店頭に並べたところ、驚いたことに何年も売れなかったネズミ捕りが一日で5個も売れてしまった。ネズミ捕りを本来の目的のネズミ捕りとしてではなく、花を飾るインテリアとして、物入れとしてオシャレな置物というイメージにしたことにより売れた。使い方を顧客の発想にゆだねたという知恵が売れないものが売れるようになった。
固定観念を捨てて発想を広げ知恵を絞る習慣をつけることから良いアイディアを生む源泉になると知るべきです。
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>また気づかせていただきました。... への返信
コメント有難うございます。
shimaさんは常々からフロンティア志向なので、暮らしの中に有意義な発想を講じておられることと思います。私も認知症予防のためできるだけ家庭でもチーム活動にも自治会においても工夫を積極的に提案し実行できるものは実行に移しております。するとなんだか退屈もせず楽しく過ごせるものですね。
私も最多提案に負けないようにアイディアを練っていきたいと思います。
仰るとおりですね。
私も何かに気付いたら小さなことでもやってみるようにしています。
もともと工作や改善が好きで、勤めていたころは会社の「改善提案賞」の最多提案賞を頂いたことも何度かありました。
日常生活でも物を左右入れ替えるだけでも使いやすさなどがかなり違う事もありますよね。
この寒い季節にじっとせず、何かを・・とまた気付かせていただきありがとうございました。