![CH2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/98/18d8ff568cd3091b9366fb286bf59f23.jpg)
日米が主導するアジア開発銀行(ADB)では賄いきれない増大するアジアにおけるインフラ整備のための資金ニーズに、代替・補完的に応えるということを目的として、中国が設立を提唱した。
日本は、融資先選定の審査基準や意思決定プロセスに関して、銀行設立および業務開始前の時点において、その透明性に懸念があるとして、参加表明を見送った。
アメリカ合衆国財務長官は他の国際金融機関が融資先に対して課しているのと同様の高い基準の確保の有無に関して不安を表明しており、同じく参加表明していない。
中国は世界でGDP2位の経済国であり、アジアにおけるインフラ整備に協力するのはうなづけるが、あえて新しく投資銀行を開設する必要があるのだろうか?
日本が懸念するように、中国主体で、中国の利益になるような運用をするのも当然の懸念材料ですね。
例えば、「中国高速鉄道の売りこみ」も当然考えられる。
RECORDCHINAが「中国の高速鉄道、AIIB背景に東南アジアへの進出強化」と題して、この点をついている。
受ける国 (タイ、ラオスなど)は、安く金を借りれ、鉄道建設が出来れば、最高ですね。
日本の新幹線は今後、アジアでは売れるかな? 売るためには、AIIBより有利な資金援助契約を結ぶ必要が出て来るでしょうね。
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