南京事件に係る話に「百人斬り競争」と言う話題がある。
日中戦争(支那事変)初期、大日本帝国陸軍将校の野田毅少尉と向井敏明少尉が、南京入りまでに日本刀でどちらが早く100人斬るかを競ったとされる行為である。
![百人斬り](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/ce/574f82a6b3f48baeace19b022634ff3f.jpg)
戦中は前線勇士の武勇談として賞賛されたが、戦後は南京大虐殺を象徴するものとして非難された。
今日、事実か否か、誰を斬ったのかを巡って論争がある。また、遺族を原告とした名誉毀損裁判が提訴されたが、訴訟については毎日新聞、朝日新聞、柏書房、本多勝一の勝訴、原告敗訴が確定している。←wikipedia
この話は南京にいる日本人の間では、タブーであり、会話には出せない。(かって、南京に赴任していた人で同性の人が居たが、紹介の折、自分の名前を出せないと嘆いていた。) 実は私も、話には聞いていたが、南京に赴任して、初めて、調べたほどです。
このほど、産経新聞の報道によると、→4月16日弊ブルグ
「南京事件」(1937年)を世界に広め、極東国際軍事裁判(東京裁判)にも影響を与えたとされる『戦争とは何か(WHAT WAR MEANS)』(38年出版)の著者、オーストラリア人記者のハロルド・ティンパリーが中国から金をもらい、執筆していたことが判明した。
また、4月23日産経ニュース報道によると、 特に「百人斬り」を実行したとして訴追された向井敏明、野田毅の両少尉に対する裁判では、ティンパリーによる脚色や中国語訳版における事実の書き換えが影響し、死刑判決が下ったと。
この件に関して、どこまで話が進展するのか、何が真実なのか、今後の研究(?)の興味がありますね。
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