トヨタ自動車がメキシコと中国に新工場を建設する方針を固めた。
稼働時期は2018―19年で、年産能力はそれぞれ20万台と10万台。
投資額は1000億円超とみられる。メキシコには本格的な進出となり、米国への輸出拠点とする。
中国と米国の世界2大市場を巡って、業界2位の独フォルクスワーゲン(VW)、ホンダなど競合の工場投資が相次ぐ中、トヨタは3年間の工場新設凍結を解除して大型投資に踏み切る。
中国では現地メーカーとの合弁会社で工場を新設、小型車「ヤリス(日本名ヴィッツ)」を生産する。←
4月6日日刊工業
日本企業の中には中国から撤退したり、国内に生産を移管したりする動きが出ている。
人件費の高騰や円安の加速に加え、カントリーリスクも根強いためだ。
ただ、日本最大の製造業者であるトヨタの動きは、関連産業に影響を及ぼす可能性がある。
電機メーカー幹部は「新設を正式に決めるかどうかを含め(判断を)注視している」と話している。
中国の昨年の新車販売台数は2349万台。伸び率は鈍化したものの、前年比6・9%の成長を維持した。
トヨタは103万台を販売したが、1980年代から中国に拠点を構え、現地専用車などが支持されるVWは276万台と2倍以上の差がある。
トヨタとしては生産能力の増強は待ったなしの状況だ。
部品大手の幹部は「中国が世界一の市場であることは事実。
仕事が見込めれば進出する可能性はある」と話す。←
4月4日産経ニュースリスクとは?
外資系メーカーが批判の的になりやすい反日感情が依然根強い人件費上昇で従来の利益が期待できない自動車販売で厳しい値引き競争
トヨタとしては、販売台数を増やさねば、ならない!!←IZA
関連各社は、まだ様子見の気配ですね? リスクが大きい?
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