1年の半分はボルネオで暮らしているという安間繁樹(やすましげき)さんのお話を聞いた
日本で使用するラワン材はボルネオ産だが ボルネオで育つ木は栄養分吸収率が高いので 日本のように土地に栄養分が残らない そのために伐採した後苗木が育たない また 河口の植物群落マングローブは津波などの災害を防ぐ役割をしているがそれも今は切り倒されて海老の養殖場となっている その海老のほとんどが日本に送られているなどの現状をお聞きして 自然破壊が進みレーチェルカーソンの沈黙の春にならなけ良いがと心配になった
結納に生首を持参する昔の首狩り族の話も興味深かったが 今のボルネオは住むにはいいところらしい 治安は良し 物価は安い 食べ物はおいしくて特にコウモリは美食だそうだ イスラム圏のために酒は禁止だが秘策があり飲めると聞き安心した(・・いくつもりか?)日本のような熱帯夜はなくてすごしやすい ボルネオを訪れると疲れがとれて元気が出るし若返ると強調された
写真は安間繁樹さん 沖縄のイリオモテヤマネコを世界で始めて撮影された方でもある