大きな川の支流沿いに道を進むと先にアップした ミズメ桜があります
それよりもさらに先の 谷沿いの車がようやく通るくらいの山道を進みます
道の行き止まりの集落に5,6軒あった民家は いまは住む人もなく
残された茶畑は 町からの通勤農業で維持しています
その山里にシンボルのような大きなタマノキがあります
タマノキには足のあるへびが住むといわれています
へびは見たことがありませんが そのタマノキに桜が宿り 木の上に立派な花をつけました
ふもとの桜が散る 四月の中旬ごろにようやく咲き始めるのですが
今までに この花を見た人は まだ20人ぐらいのものでしょう 秘桜です
花は誰に見られるわけでもないのに 誇りもせで咲きます 桜に限らず人知れずに咲く花には むしょうに魅せられます
写真は去年の4月16日撮影したものです