静岡文化芸術大学学長熊倉功夫さんの話が聞けた
今回は「花鳥風月」をそれぞれをわかりやすく説かれた
花は植物 鳥は生き物 風は自然 月は宇宙
日本の花 桜のさの字は農耕の神のこと その神がいる場所が倉
さくらの花を見て その年の農作物のできを知った
したがって花見は神をお迎えする儀式
花見に飲んで騒ぐのも神様を快くお迎えするため
桜の花以外ではあまり花の前で飲んだりはしない
花は力を持っている 花が神様のおいでになる依代(よりしろ)になる
正月の門松も 家に花を生けるのも 花の力をよりどころにしているため
神殿の扉を開けても中に何も入っていないがそれが良い
何もないからどこへでもこられて願いをかなえる
鳥の話 風の話 月の話と続くが書ききれない
以前話されたお茶の歴史も詳しいが茶人は何んでもご存じだ