図書館へ借りた本「福に憑かれた男」を返しにいき この本は良いから
借りて読むようにと冗談交じりに余計なことを職員に勧めた
職員は「159ね」という 人生訓とか啓発本は図書番号が159
これは全国共通だといった 図書館でこの手の本を探す時に便利だ
その159から「上京物語」を借りた ほかにフィクションで「母さんのコロッケ」
「また必ず会おうと誰もが言った」も借りた 3冊とも著者は喜多川泰
「上京物語」は父親が人生の門出に立つ息子に送った手紙型式で話が進む
他人なんかと比べなくても 昨日の自分よりも1歩でも前進しようと努力しているとき人は幸せを感じる
失敗なんて存在しない 大切なのは予想どおりの結果を手に入れることじゃない
挑戦する気持ちを持ち続けることだ
「母さんのコロッケ」は現実と夢が交差して
主人公が体験していない戦時中のことが鮮明に映し出される
子どもは親に頑張る勇気を与え自分の使命を気づかせるために生まれてくる
大人は子どもを育てるが 大人も子どもに育てられている
自分がどう生きたかという記憶が子どもたちの生きる力を育てる
残した財産や肩書が子どもを守ってくれるわけではない
「また必ず会おうと誰もが言った」は
プライドが高くウソつき呼ばりされるのが何よりも気に入らない少年
自分のついたウソから想いも寄らない旅をすることになってしまう
そこで出会った多くの人から得たヒントが少年を成長させ
ひとつの出会いは偶然起こっているようでも そのすべては必然であることを悟る
最近本も読まなかったが一気に読むことなど珍しかった