ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

定義は変わる

2016-06-11 22:17:42 | フォト日記


アンドロイドと人工知能の違いを質問した司会の長谷川玲子に講師は
「言葉にこだわらない 言葉の定義はあいまいで定義は変えることができる」と答えた

サイエンス・フォーラムの特別講演は大阪大学教授石黒浩氏だった
それに申し込んであったので 御前崎の市民会館まで聞きに行った

マツコロイドは有名だが 石黒氏本人のアンドロイドも有名
それらが見れるかという期待もあったが さすがにそれはなかった

教授は本物だったか わからないが 少し風邪気味だと話した
ので アンドロイドではなく本人だと思う

開演前のアナウンスで写真撮影 録音 発表はだめだ
と言った気がしたので多くは書けないし 写真もない

講演前の主催者や来賓あいさつが24分も続いたのでうんざりした
講演の冒頭で教授は「時間が押しているので…」と言って始まった

舞台袖で出番を待つ人もやはり長く感じていたのだろう
講義は人間型ロボットと未来社会の演題でパワーポイントを使って話した

内容のレジメも受付で配られた なぜか同じものが2部入っていた 
これはアンドロイドか

1時間の講演後は静岡大学の4名の学生とのディスカッション
学生はそれぞれ研究内容を発表した それをつまらなそうに聞いていた教授

意見を求められて「普通」と答えた わたし好みの返答だった
ともすれば素晴らしいとか頑張れとか契合する答えでないところが良かった

その後研究成果発表も予定されていた 配られたレジメを見ても難しそうだ
セシューム吸収抑制 耐放射線 電離圏観測による早期津波予測 放射線廃液処理

など文字を見ただけでも 頭がいたくなりそうなので 成果発表は聞かない
同じ考えの人がかなりいて出口が混んだ プログラムの最後は クロージング

いったいクロージングってなんだ 主催者は中部電力だった
「原発は危なくないぞ安全だぞわかったか」という意味かしら・・

石黒氏は最近夏目漱石のアンドロイドも作った 漱石が教壇に立つ日も近い
米朝のアンドロイドは人気があって 1時間で入場券が完売するほど

店員のアンドロイドは人間よりも販売量が多い 
人は人の言葉よりもロボットの言葉を信用する

写真がないので帰り道 掛川城のゆりの花を撮った
同じ色の花はアンドロイドかと思った

友達がいない私でも心配はない アンドロイドがある
介護保険で安く買えると良いけど 

存在感伝達メディア ハグビーなら買えそうだ