ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

柚子絞り

2016-06-27 17:34:32 | フォト日記


使用済みの印をするランチ本を他の人ものと間違えてしまった店の店主が 
昨夜新しい本を届けてくれた 往復2時間かかるだろうにご苦労なことだ

間違えたのは店主ではなく そこのスタッフだったが
確かな仕事をしている店は心構えからして違うのだと思った

間違えて渡した本はそのまま使っても良いと言ったが 
ほかの人も記録に欲しいかもしれないとおもい返した

それはともかく 隣町ではユズを栽培する人もいる
働いているころその町から通っていたおばさんがユズの斡旋をした

やとわれ企業の社長は親会社の社員に冬至の日に配ることを思いついた
親会社の社員の機嫌とりで配ることで 社長は自己満足している

が社長は柚子の物を見ていない その柚子があまりにも粗末な柚子
キズものだし粒も不揃い各部署に配布する役目の私は少し戸惑った

それなりの金額は払っている 使いものにするので品質の良いものを斡旋してもらいたい
とおばさんに忠告したが 冬至の風呂に入れるにはこれで儒分だと言い張った

風呂に使うかは受け取った人が判断すること 何に使うかこちらで決めれない
風呂に入れるにしても 色の変わったようなものは嫌だと思う

実際家の近くの柚子の木には もう少しマシなものが成る
案の定 冬至を過ぎても箱の中にはその柚子が残った部署もあった

それ以来「隣町ユズ栽培盛ん」と聞くたびに キズものを思い浮かべてしまう
が 最近隣町で購入した 柚子絞りは 濃厚で傷のイメージを覆した

香りも良くこれを使用すれば醤油もいらないので減塩にもなる
これなら傷があっても 粒がそろわなくても問題ない

これを法事の引き物に使用 という思いもちらついた 
瓶のラベルには<70から80倍に薄めて使用>と記載してある

そんなに薄めて大丈夫かと思いつつ薄めて使用したら ほぼ水
ジュースで飲むにも薄いくらい やはり原液での使用が好ましい

原液で使うには問題点もある 一滴づつ落ちる容器が欲しい
この瓶ではどくどく出てしまい 切れが悪いので瓶を伝わってテーブルにもこぼれる