図書館で借りた 山下澄人著しんせかい
芥川賞発表と同時にネット予約した
3人待ちで貸し出し中と表示されていた
それから1か月経ったバレンタインデーの日に
「取りに来てください」と電話があった
チョコレートかとボケたかったが言わなかった
図書館で「本だけ チョコは」と口に出した
職員は「そうしたいのですが」と話しを合わせた
それにしてもずいぶん時間がかかったと問うと
「予約の時は1冊しかなかったのですが」と言い
「受賞で市内3か所の図書館で購入しました」と付け加えた
では少なくても3冊は市内にある なのに1か月待ったことが腑に落ちない
新しい本が入った時点ですぐにでも私の元に届きそうだという疑問が残った
それはともかくしんせかいの内容は船の中から始まった 北海道行きだ
船の中の様子から 演劇塾で学ぶ 生徒たち 先生との接触 作業の事
その時の自分の気持ち 人間関係が鮮明に描かれている
そして最後に付録のように出発前の試験前日も書かれている
著者は富良野塾二期生 本の題字は倉本聰となっている