数年前から復活して毎年やるつもりだった 鬼おどし
節分の日に立てるのをすっかり忘れて思いついたのが夜だった
それで遅ればせながら 今日の立春に立てた
壊れたビクには昨年使った針金もそのままついている
それを竹竿に縛り付けて コウバナを竿の先に差して由とした
去年はコウバナはびくの中にして竿の先には鎌を結わきつけた
鎌を立てるのは鬼おどしの時だったのか定かでないが昨年はそうした
ただ風の強い日に祖母は庭先に鎌を立てていたのは覚えている
風を切るので風が収まると言ったが 真意はわからない
ただ大風の不安は少しは解消された気がした
昔の人は不安を取り除く 術を知っていたのだ
鬼おどしを倒す日は酉の日 わすれなければよいが
昔は、それがひとつの楽しみでもあったのでしょうか?
今でも信じるものは救われるかと思います