妻は仕事があり出かける 私は暇で家にいる
それで平日は痴呆老人の行動を監視しなくてはならない
ボケオバアは相変わらず 親戚家族の名前を呼ぶ
姿は見えないが声が聞こえるらしい 声を上げ探している
被害者妄想が著しくて何か言うと怒っているといって反発する
なのに近所の人などが来ると借りてきた猫のようにおとなしくなる
その時は会話はなぜか的を得て間違ったことを言わない
「ボケた時は頼みます」と言ったりするのでボケ症状はないと錯覚する
先月役所で介護保険利用申請手続きをした それが12日後
訪問調査の予定 その後主治医の意見書 一次判定とあり
さらに認定判定の二次判定 それから結果の通知が来るのまでは1か月かかる
非該当 要支援1.2 要介護1~5までに分けられ 保険の利用が可能になる
しかし問題は認定されても介護施設に空きがない場合がほとんどである
長寿介護課の介護保険の説明会では 介護度が認定されるまでの期間
必要に応じて前倒しで利用できるとの説明で希望が持てた しかしこれは形式だけで
実際は施設の空きがないという現状までは語らなかった 催眠商法にでも掛った心境だ
認定を待っていたのでは間に合わない事情もある 娘の結婚式だ
3週間後の式にはオバアの出席は見合わせた が一人で家に置くこともできない
前倒しでその日一日だけでも入所できないか社協の知人に伺った
その人が手配してくれ役所の包括センターから職員が来てくれた
ケアマネージャーも紹介してくれて 何とかその日の宿泊は可能になりそうだ
それにしても昨夜はボケオバア絶好調で 何度も夜中に起きては人を呼ぶ
そのたびに起きなくてはなならないために妻はズボンをはいて寝ている
こんな日々が何日も続けば家族が参ってしまう
私は非情に接したので 倍返しはあえて受けるが
やさしく接した妻や子にまで迷惑をかける痴呆のオバア
あんたのようにはなりたくないとつくづく思う
監視は時々さぼり散歩に出かける 後は野となれ山となれ
そして、世間体を気にせず、手抜きもして下さい。
それが見通しの無い介護の為の必須条件と思うことです。ご自身をお大切に、これも良い介護に繋がります。
ないと健康そのものを装った義母です。
私たちが困り果てて「いつもはこうじゃないのに」
と伝えましたが・・・調査員は「こういう症状の方は
私たちが来ると見違えるようになりますからね。」
よく判ってくれました。
私たちはケアマネと相談する中でニチイの施設を紹介
されすぐに入所ができとてもラッキーでした。
山水さんのお母様も早く落ち着く先が見つかるといい
ですね。
そうそう、あまり身を入れ過ぎると介護をする人まで参ってしまいます。
どこかで息抜きをしてください。
私はまだ良いですが 血のつながりもない妻の負担は悩みです
私が話しかけても怒られているとしか受け取らないし
介護保険の弱点も知りました 病院のようにいつでも入院できる施設とばかり思っていました
外づらがこんない良いかとびっくりです 人への気遣いを家族にも向けてもらいたいです
私は監視だけです ぼけ老人に「役立たず」と罵声を浴びさせられています