原価削減努力

景気回復局面において、つい忘れられてしまいそうになるのが
原価削減努力です。
景気回復が明確になると、売上は放って置いてもあがるようになります。
そこで経営者はついこの前まで一生懸命になっていた
原価削減は横に置いてしまいます。
実はここに問題があります。
売上を上げることも原価を下げることも同じ売上総利益に影響するものです。
しかし、方や「入り」の問題であり、もう片方は「出」の問題なのです。
入りは入りとして常に上昇させる気概を持ちたいものですし
逆に出は出として常に削減する気持ちを持ちたいものです。
つい忘れてしまいそうになりますが、ついこの前まで我々は
景気低迷に悩んでいたはずです。
景気低迷下において重要になるのは原価管理です。
どうぞ日々原価低減をお続けくださいね。