日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

大野耐一氏に学ぶ人づくり

2006-05-12 | 経営改善
トヨタの元副社長大野耐一氏は現場造り、人造りの神様と言える人です。
とにかく「現場主義」
とにかく「考えさせる」
とにかく「変える」
これを徹底していたようです。
見方を変えると非常に「意地悪」とも取れる言動も多かったようです。

「モノづくりは人づくり」と言われるように
モノを作るのは機械ではなくヒトな訳ですから
ヒトを育てることに重点を置くことは至極当然なことです。
人を作るには現場の人間が何をやっているのかを自分の目で見ること
自分たちで考えさせること
そしてゴールは無いことを認知させ、行動させることが大切です。

表面だけのやさしさは人を育てません。
なぜOKを出してくれないのかと思うほど、簡単にOKは出さない。
これも人を育てるには大切なことだと言えます。
自ら実践し、手本を示し、考えさせる。
人づくりに挑戦してみたいですね。

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社会性を持たせる

2006-05-12 | 経営改善
企業の使命は何でしょうか?

売上を上げることでしょうか?
利益を増やすことでしょうか?
財産を増やすことでしょうか?

いいえ、企業にとっての使命は「社会的存在であること」です。
このようなことを言うと
「いやいや、俺は金持ちになりたいから企業経営をしているのだ。」とか
「好きなことを自分の意思でやりたいのだ。」などと言う輩も居そうです。

確かに動機はそれでも構わないでしょう。
しかし、企業は「自分の儲けだけ」を考えて活動する訳には行きません。
企業にはたくさんの人が関わってきます。
このたくさんの人の「しあわせ」を考えるなら
「企業は公共のもの」と言う意識を持たなければいけません。
公共のものであるが故にたとえ社長といえども
自己中心的な自分勝手な経営は許されないのです。

会社に社会性を持たせましょう。
企業は独立した生き物と考えましょう。
自分のものと思うから好き勝手なことをしたくなるのです。
手を抜きたくなるのです。
もう一度、自社の有り方を考えたいですね。
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