日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

企業再生時の心構え

2006-05-24 | 危機管理
企業再生の案件が舞い込んでくることが多々あります。
「不退転の気持ちでやります!」と宣言するのは良いのですが
具体的施策を話し始めると「そんなことじゃ困る!」と言われたりします。

企業再生時にはオーナー(社長)の心構えが必要です。
①倒産させても構わない気持ちを持つこと
②個人財産に執着しないこと
③社長というポストに固執しないこと
④他人の何倍も働くつもりになること
⑤恥ずかしがらない(面子に拘らない)こと
⑥勝手に事を進めないこと
などが必要になります。

企業再生は、遊びで行うのではありません。真剣勝負です。
ある意味「イチかバチか」なのです。
企業再生は心して取り掛かりたいものですね。
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オーナー課税対策

2006-05-24 | 良い税理士・悪い税理士
平成18年度税制改正でオーナー課税が施行されました。
実質一人会社でオーナーの役員報酬の給与所得控除額部分が二重経費となり
個人事業者との均衡を不当に害するという事らしいです。
ここまで来ると法理論も何もあったものではありません。
とにかく300億円の増収(増税?)をしたくて
無理やり理由を探したようなものです。

さて、ここで気をつけないといけないのは
オーナー課税されないようにするには対策が必要だと言うことです。
大まかに言うと
①10%以上の株式をオーナーの同族関係者以外に持たせること
②常勤の役員のうち半数以上を同族関係者以外にすること
③オーナーの役員報酬と企業の利益を合算して800万円以上にしないこと
などが挙げられます。
せっかく作った会社なのにオーナー課税で
重税感を味わうことの無いようにしたいですね。

なお、議事録の作成など必要なものがありますので
顧問税理士に良く相談してくださいね。
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