日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

基準の曖昧さ

2006-05-14 | 経営改善
よくある失敗です。

上司・・・「そこのネジをしっかり締めておけよ。」
部下・・・「ハイわかりました。」
後日、ネジがしっかり締めていなかった事が発覚して・・・
上司・・・「ちゃんと締めておけと言っただろ!」
部下・・・「ちゃんと締めました。」
上司・・・「ちゃんと10回締めたのか?」
部下・・・「えっ!ちゃんと締めるって5回じゃなかったんですか・・・?」
上司・・・「ちゃんと締めるって言うのは、昔から10回って決まっているんだバカモノ!」
部下・・・心の中で「それなら最初から10回って言ってくれれば良かったのに・・・。」

どうでしょうか?
あなたの会社にもこのようなことは無いでしょうか?
これは「基準」の曖昧さから来るものです。
基準は皆同じ認識が出来るようにして徹底しないといけないものです。
しかしながら、なかなかこの共通の認識が出来ないでいます。
社内におけるルールを言葉の曖昧さで濁してはいないでしょうか?
基準作りは誰がやっても同じ以上の成果が出るようにしなければいけません。
また、それと同時に同じ認識を持たなければいけません。
会社内での基準は曖昧にしたくは有りませんね。
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働きの基準は付加価値に

2006-05-14 | 経営改善
一日の働きを時間に求めてはいけません。
一日の働きは付加価値に求めたいものです。
付加価値にその働きを求める場合、驚くような結果が出ることがあります。
そうです。思った以上に働いていないことが良く分かります。

「探す、運ぶ、移動する」などに
時間が取られてしまっていることはありませんか?
多くの企業に見られるのがこの「探す、運ぶ、移動する」に
労働時間のほとんどを割いてしまっていることです。
必要なのは付加価値、即ち利益です。
一日の仕事を細かく見てみてください。
付加価値を創出している人が一人もいないなんてこともありえます。

もう一度見直ししてみたいですね。
自分の仕事・・・。
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