日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

借金の怖さを知る

2006-05-13 | 危機管理
資金の無いところから事業を始めるケースがあります。
所謂1円起業制度を使って上場した会社もありますがそれは稀なケースです。
知っていただきたいのは事業資金を借入で賄うことの怖さです。
資金をマイナスから始めると
出した利益は確実に借入の返済に回り
新たな投資に向くことはないということです。

お金に窮すると事業に向ける心の余裕がなくなります。
時間も無くなります。
冷静な判断が出来なくなります。
焦ります・・・。

このような状況下で事業展開が良くなる事は考えにくいものです。
借金は人を錯覚させます。
借金は貰ったものでは無く、あくまでも返すものなのです。
借りたら返す、ごく当たり前のことですが
これを忘れて借金すると大変なことになります。
身の丈に応じた経営をしたいものですね。
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雨の日に思うこと・・・

2006-05-13 | つれづれ
今日の金沢は一日冷たい雨でした。
こんな日に思い出すのが、小さい時、母親から聞いた(と記憶している)
太田道灌の山吹の花の逸話です。

太田道灌は江戸城築城などに功のあった文武両道に秀でた武将です。
この太田道灌が、鷹狩りの帰りに雨に遭い
農家に蓑(みの)を借りに立ち寄った時
その農家の年端も行かない少女に山吹の花を一輪差し出され
「蓑を貸せと言っているのに、山吹の小枝を差し出すなんてなんと腹立たしい」
と言って屋敷に帰ったとの事です。
しかし、その話を聞いた年老いた側近が「それは蓑の無いことを言いたかったのでは?」と
兼明親王の古歌を教えてくれたそうです。

七重八重
花は咲けども山吹の
実の(蓑)ひとつだになきぞかなしき

この逸話は、なぜかずっと私の心の中から離れません。
この古歌を詠んだ少女のなんと哀しいことか。
また、当時貧しかったはずの自分自身が
母からのこの逸話を聞いて「自分の自身の幸せ」を
感じさせられたことをいまだに思い出します。
今の幸せに感謝できる自分でありたいと思います。
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多重債務者とダメ経営者

2006-05-13 | 経営改善
妙な共通点を発見しました。

①優柔不断
②身勝手
③無計画
④依存心が高い
⑤時間にルーズ
⑥無気力
⑦感謝なし
⑧反省なし
⑨直ぐ動かない
・・・

上記に挙げた事は、多重債務者にも
ダメな経営者にも共通するものです。
自ら道を開こうとしない限り
自分の思いは形にならないのです。
経営者の皆さん、あなたは上に掲げた事項にいくつ該当しますか?
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