日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

先ずは受け入れる

2008-12-02 | 経営改善
我々税理士を取り巻く環境が厳しくなってきました。
それはこの20年で約120万事業所が日本の国から無くなっているからです。
最盛期530万強あった事業所が現在は400万強という激減振りです。
恐ろしく凄まじいスピードで企業がなくなっています。
まさに勝ち組、負け組が事業所数でも裏づけされた感があります。


今我々税理士(の一部?)は「電子申告」なるものに四苦八苦しています。
弊社は2年前に100%電子申告に移管しましたが・・・。
平成16年から開始されたこの制度は制度である以上は早急に普及すべきものです。
電子申告が全申告に占める目標値は以下のとおりです。

平成18年度 2%
平成19年度 3%
平成20年度 8%
平成21年度 22%
平成22年度 50%

こんな甘い目標値を作るから税理士の中でも
やるだのやらないだの議論が出てきてしまいます。
自論を言わせて頂くなら平成23年度は100%の目標を立てて頂きたいものです。
平成24年度からは電子申告以外は受け付けないという風にすべきなのです。
国が大きな予算を使い日本を世界に冠たるIT国家にしようというのですから
中途半端は逆にその速度を遅くしてしまい
結果として我々国民の利便性が損なわれてしまいます。

電子申告の普及には税務署をはじめ各団体が心血を注いでくださっています。
今こそ私たち税理士が率先して電子申告100%を目指し行動に移したいものです。

経営改善のときにも使う言葉ですが
①先ずは受け入れる
②どこに不具合があるかを突き止める
③原因分析を徹底的に行う
④制度に我が身を合わせる
こんな簡単なことで企業は見違えるような姿になるものです。
是非とも先ずは受け入れたいものですね。
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頼まれるうちが花?

2008-12-02 | 自己啓発
某会議でのひとコマ
某団体の新年度の役員人事です。
その選考委員として私もその会議に参加しました。

配布された資料には新年度の役員を選考するに当たっての
めぼしい人物の名前が事前に挙げられています。

ほぉ~。
その資料には、私の想像と異なった人の名前が何人か載っていました。
そんな中、その会議に出席していた方が驚いたように声を上げます。
「こんな役割、聞いてないよぉ~。何で俺なの?」
なんと事前に打診されていないのに名前が載っているとの事です。

恐らく今回の人事の中ではもっとも重要なポストです。
そのポストに自分の名前があるのを見てビックリされているようでした。

朝11時から始まった人事選考会議は結論を見ないまま終了しました。
人事の話はその後の個別折衝に託された感がありましたが
そんな中、会議中にいくつかのキーワードがあり
そのキーワードが最終的に人事を決定しそうな雰囲気がありました。

人に乞われ、求められる人事
出来ない人には頼まない
やってみればできるもの
忙しいからこそ仕事は回ってくるもの

確かに能力的に出来ないと思われる人には声が掛かる事はありません。
普段の行動に信頼が置けない人に声が掛かる事もありません。
まさに「頼まれるうちが花」なのかもしれませんね。
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