日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

ウサギとカメ

2008-12-21 | 自己啓発
ウサギとカメの物語をご存知だと思います。
皆さんにご紹介しようと調べてみると
なんとこの物語は明治時代の教科書に「油断大敵」という題名で
取り上げられていたという事です。
昔からこの物語はウサギが中心に話し継がれて来たものだったのですね。

あらすじをご紹介しましょう。(Wikipediaより)
ある時、ウサギに歩みの鈍さをバカにされたカメは、
山のふもとまでかけっこの勝負を挑んだ。
かけっこを始めると予想通りウサギはどんどん先へ行き、
とうとうカメが見えなくなってしまった。
ウサギは少しカメを待とうと余裕綽々で居眠りを始めた。
その間にカメは着実に進み、ウサギが目を覚ましたとき見たものは、
山のふもとのゴールで大喜びをするカメの姿であった。
と、大体皆さんがご存知の通りです。

確かにウサギから見ると油断大敵、手を抜くなという事になるのでしょうが
視点をカメに向けた場合はどうなるでしょうか?

ウサギの目標はカメに勝つこと
そしてカメの目標は全力を尽くしてゴールに辿り着く事ではなかったのでしょうか。

初めから負けると分かっていてもウサギが思っているほど遅く無い自分を見せる。
何が何でもゴールに辿り着くのだというその執念がウサギに勝つことができる元となったのかもしれません。

目標の違い
ウサギはカメに勝つこと
カメはゴールに辿り着く事、即ち自分に勝つことです。
周囲ばかり気にして自分のすべき事をやりもしないウサギと
周囲は同であれ必死になって全力を尽くすカメとでは結果に大きな違いが出る事がわかります。

閉塞感漂う昨今
世の中が悪い
政治が悪い
会社が悪いと言う前に
自分自身が今すべきことに全力で立ち向かっているかを見つめ直したいものですね。
コメント
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