日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

突き進め!

2011-03-02 | 自己啓発
チョッとというか
非常にというか
あまりの驚きに声も出ない事がありました。

弊社では毎朝本気の朝礼を行っています。
朝礼が終わったら皆がへとへとになる位の朝礼です。
と言いたいのですが・・・、道まだ半ばといったところです。
その朝礼で、私にとって非常にショックな事件が起こりました。

毎朝、我を競って輪読する「職場の朝礼」(倫理法人会に入会されている方はご存じだと思います)を読むのですが
その「職場の朝礼」の最後に全員で唱和する言葉があります。
その言葉を私が漢字の読み方を違えて大声を出した瞬間に起こりました。
漢字という漢字にはすべて読み仮名が付けられている為
平仮名だけを読んでいても間違う事の無いものを
思い込みで間違って読んでしまったのです。

その時です。
なんと、私一人が漢字の読み方を間違った時
およそ15名参加している大声の唱和が止まり
社内に静寂が訪れたのです。
全員が大声を張り上げる筈のものにです。

社長が間違った瞬間に圧倒的多数の従業員達は
正しい漢字で読み続けるのではなく
大声を挙げる事を止めてしまった心の動きが怖いのです。

今回は漢字の読み方が違ったという小さな事ですが
もしもこれが会社を揺るがすような大事件だとしたら
誰も自分が正しいのだと言って先陣を切る事はなく
社長の動きを見てから出ないと動かない
人の間違いをカバーしてでも全員を引っ張って行く事はしないという事です。

自主性を育てるための朝礼
明るく元気な職場を作るための朝礼
お客さまに「素敵」だと思って頂けるような会社にするための朝礼
そんな位置づけの朝礼がそうはなっていない事を痛感させられるものになっていました。

出来ていない事を嘆いていても仕方がありません。
今日できなかった事を明日できるようになればそれだけ成長したことになります。
また明日からも本気で朝礼に取り組んで行きたいと思います。
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そこまで蔑ろにしなくても・・・

2011-03-02 | 良い税理士・悪い税理士
弊社とてお客様が100社あれば100社に対して100%のサービスが出来ていないと感じる時があります。
だからこそ、お客様が100%満足して頂ける水準の仕事をさせて貰うように日々研鑽しています。
まだまだ足りない部分もありますが、
何事に対しても言い訳をする事は退化の始まりであると肝に銘じています。

それにしても相変わらずの税理士界の体たらく
なんとか税理士の社会的地位を向上させたいと願う私にとっては
信じがたいお客様へのサービスが垣間見られる事があります。
実にお恥ずかしく嘆かわしい事だと思っています。

正しい事を正しいと言う
間違った事は間違っていると言う
修正すべきは修正すべきと言う
関与先様の経理の仕事は絶対に盗らない
などなど当たり前に取り組むべき仕事があります。

こんなお客様が飛び込んでいらっしゃいました。
① 資金繰りが出来ない
② 黒字経営が出来ない
③ 何が無駄かが分からない
④ だから経費も削減できない
⑤ 議事録が作れない
⑥ 社会保険の加入の仕方が分からない
⑦ 遊休資産を処分したい
⑧ 事業計画書が作れない
⑨ 現場の改善方法が分からない
⑩ 苦しい胸の内を誰も理解してくれない
⑪ 決算書の見方を教えて貰えない
⑫ いざという時の相談相手がいない
こんな悩みはすべて「税理士」に相談すべきものです。
その相談相手である税理士が「俺の仕事の範疇じゃない!」そう言って
頭を抱えるお客さまの頭を更にトンカチで殴りつけるような事をする人もいます。

企業が困っているのに手を差し伸ばさないなんて
何とも頼りの無い私達だと思いただただ反省です。

企業の為に存在する
そんな税理士業界になって行きたいものだと思います。


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