日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

パシリ

2011-03-10 | 他人のフリ見て我が身を正す
「パシリ」
嫌な言葉です。

パシリとは「使いっ走り(つかいっぱしり)」の略で、
自分より強い人や偉い人の命令で 使い走りする人やそういう行為自体を意味するようです。(日本語俗語辞書より)

私が若かりし頃先代税理士に度々言われたのが
「お客さまには親切でなければいけない。
 しかし、お客さまの仕事を取るのはいけない。
 お客さまの仕事を取ったなら、最初は「ありがとう」と言って貰えるが
 それが当たり前に成り、してあげないと怒りの矛先を向けられることになる。
 本当の親切は「自分の事は自分でできるよう」にしてあげ
 専門家でなければ出来ないアドバイスをする事なのだ。」
そんな風に教えられました。

モンスターペアレンツが言われ始めて随分経ったように感じます。
同じようにモンスター○○と呼ばれる無理難題連発のわがまま人種が増えてしまいました。

いつの間にか
文句を言われるのが嫌だ=言いなりになろう
そんな風潮さえ見受けられるようになりました。
悲しい話です。

商売とはお客様からお金を頂いて商品やサービスを提供する事です。
いつの頃からかお客様が金さえ払えば無理難題を云うのが当然、言わないと損
そんな風潮が強くなったようにも感じます。

企業に勤める社員はパシリではありません。
お客さまの言うとおりに動くだけならまさにパシリに身を置いてしまっていることになります。
自分の意思でお客さへ良い商品やサービスをし感謝される、そんな仕事をしたいものです。

パシリをするために会社勤めしている訳ではないですよね。

コメント
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