指導の難しさを感じる瞬間があります。
それは私が関わった企業様が倒産される時です。
これまでほとんどなかった関与先様の倒産が散見されるようになりました。
その全てにターニングポイントはありましたし
もっと強く指導していれば倒産回避できたという思いもあります。
ただ一つ言える事は
そのすべてに「蟻の一穴」は存在していたという事です。
私は自身の経営においては経営の原則を守るようにしています。
その理由は、小事から大事まで
原則を守らなかった結末(=倒産)を日々実感しているからです。
そういう意味では日々後悔の積み重ねをしているという事になるのかもしれません。
なぜなら、「こうすれば良い」ことと
「こうしてはいけない」ことを関与先様に積み重ねさせている事になるからです。
先日こんな事がありました。
この春に破綻された企業様を承継した企業の社長様がふらりと弊社に立ち寄られました。
その社長様曰く
「私は本当に分からない。
先生(←弊社)がここまで手厚く関与されていた会社さんがなぜ破綻したのか…。
自分の経営者人生の中で初めて体感する破綻のパターンだ。
先生の事務所が協力しての微に入り細に入りの事業計画書が作られている。
この事業計画書通りに動くだけで絶対に経営は上手く行く筈だ。
それに月次決算の正確性と素早さ。
このレベルは自社(←年商30億円の企業様)のレベルを超えている。
そして毎月の事業計画の追いかけと指導の量
ここまで税理士事務所が指導している事自体が大きな驚きだし
ここまでの指南書、指導者が付いていたのになぜ破たんしたのか…。」
引き継いだ企業の経営者様が「驚くようなレベルでの関与」と
言って頂けたのは凄く有り難い事なのですが
実はどうしようもない限界点が存在します。
それは
「私が経営するのではない」という点です。
もう少しわかりやすく言えば
「道具がどんなに優秀でも
それを使いこなす人が使いこなす能力が足りない場合
その道具は光輝く事は無い。」という事です。
ここの所の反省点として
関与の打ち切りを覚悟で更に関与を深めるという事です。
おせっかい
介入し過ぎ
使われているよう
と言われてもかまわないので
言うべき事は言うという事です。
社長の家族の悲しい顔を見る位なら
従業員さん達の苦しい顔を見る位なら
取引先さんの苦悩を目の当たりにする位なら
敢えて口うるさいオヤジに徹しようと思います。
会社は赤字が続けば末路は見えています。
赤字の理由は分かっています。
どうすれば良いかもわかっています。
後は社長を動かすだけ
それも一番良くわかっています。
破綻後にたくさんの人を悲しませるくらいなら
敢えて今
苦しい思いをして頂こうと思います。
一緒に頑張りましょう。
そして一緒に繁栄しましょう。
そう、お金だけではなく心も豊かになれるように。
もっともっと指導力を発揮できるようにして行きたいと思います。
それは私が関わった企業様が倒産される時です。
これまでほとんどなかった関与先様の倒産が散見されるようになりました。
その全てにターニングポイントはありましたし
もっと強く指導していれば倒産回避できたという思いもあります。
ただ一つ言える事は
そのすべてに「蟻の一穴」は存在していたという事です。
私は自身の経営においては経営の原則を守るようにしています。
その理由は、小事から大事まで
原則を守らなかった結末(=倒産)を日々実感しているからです。
そういう意味では日々後悔の積み重ねをしているという事になるのかもしれません。
なぜなら、「こうすれば良い」ことと
「こうしてはいけない」ことを関与先様に積み重ねさせている事になるからです。
先日こんな事がありました。
この春に破綻された企業様を承継した企業の社長様がふらりと弊社に立ち寄られました。
その社長様曰く
「私は本当に分からない。
先生(←弊社)がここまで手厚く関与されていた会社さんがなぜ破綻したのか…。
自分の経営者人生の中で初めて体感する破綻のパターンだ。
先生の事務所が協力しての微に入り細に入りの事業計画書が作られている。
この事業計画書通りに動くだけで絶対に経営は上手く行く筈だ。
それに月次決算の正確性と素早さ。
このレベルは自社(←年商30億円の企業様)のレベルを超えている。
そして毎月の事業計画の追いかけと指導の量
ここまで税理士事務所が指導している事自体が大きな驚きだし
ここまでの指南書、指導者が付いていたのになぜ破たんしたのか…。」
引き継いだ企業の経営者様が「驚くようなレベルでの関与」と
言って頂けたのは凄く有り難い事なのですが
実はどうしようもない限界点が存在します。
それは
「私が経営するのではない」という点です。
もう少しわかりやすく言えば
「道具がどんなに優秀でも
それを使いこなす人が使いこなす能力が足りない場合
その道具は光輝く事は無い。」という事です。
ここの所の反省点として
関与の打ち切りを覚悟で更に関与を深めるという事です。
おせっかい
介入し過ぎ
使われているよう
と言われてもかまわないので
言うべき事は言うという事です。
社長の家族の悲しい顔を見る位なら
従業員さん達の苦しい顔を見る位なら
取引先さんの苦悩を目の当たりにする位なら
敢えて口うるさいオヤジに徹しようと思います。
会社は赤字が続けば末路は見えています。
赤字の理由は分かっています。
どうすれば良いかもわかっています。
後は社長を動かすだけ
それも一番良くわかっています。
破綻後にたくさんの人を悲しませるくらいなら
敢えて今
苦しい思いをして頂こうと思います。
一緒に頑張りましょう。
そして一緒に繁栄しましょう。
そう、お金だけではなく心も豊かになれるように。
もっともっと指導力を発揮できるようにして行きたいと思います。