先日の湯島天神に限らず周辺各地から梅の便りが伝えられている。雨の翌日、車で15分のさきたま古墳公園に出かけてみた。広い園内の何か所かにまとまって咲いている梅は満開近く。グッドタイミングに来たようだ。日本最大規模の円墳と言われている丸墓山古墳と対抗するかのように大きな枝ぶりの紅白の梅。2日ぶりの青空に似合うピンクの花。萌えだした草木の緑とともに冬の終わりを教えてくれる。そういえば先日の新聞に「梅と桜、どちらが好きですか?」のアンケート結果があった。同じバラ科サクラ属の両者だが想像したとおり圧倒的に桜。2割強の梅支持派の理由として「香り」とともに「春が近づいていると実感」。そのとおり、と思い返しながら眺め歩いた。