先週出撃しようと思ったら大雨で釣りは行けません。
朝から大好きなホッとコーヒーを淹れて・・・・・(笑)
大好きな Bach で・・・・・ やはりカールリヒター指揮で既にリヒター没後30年前にもなります。
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番~第1楽章:リヒター
余談ながら 、ケーテン時代の最後に作曲されたと見られる第5番については、作曲の時期と動機をうかがわせる、かなり有力な状況証拠が残っている。
1719年、宮廷からバッハに大金が支払われた記録があり、その明細によると、バッハがベルリンまでチェンバロを受け取りに行ったらしい。購入されたチェンバロが高価であることから、バッハがそれ以前に一度ベルリンに赴いて、オーダーメードでチェンバロを作らせたのではないかと考えられている。
新しいチェンバロを前にして、バッハが作曲の腕をふるっただろうことは想像に難くない。
すでに完成していたと見られる初稿BWV1050aと献呈稿を比べると、有名な第1楽章のチェンバロ独奏部は献呈稿において初稿の約3倍の長さ(19小節→65小節)になっており、チェンバロのお披露目を意図した改変であることが想像される。通常は通奏低音楽器のチェンバロを独奏楽器群に加えること自体が独創的であるが、第5番はチェンバロの活躍が著しく、
実質的に音楽史上初のチェンバロ協奏曲として、後代のピアノ協奏曲の出現を準備する画期的な作品となった。ちなみに、この2回のベルリン行きの際に辺境伯に会う機会があったのではないかとする説も有力である。
何か人間Bachを覗いた感じがしましたが、やはり思わず聞き惚れます。
viola da gamba
次は好きな音が有ります。古楽器のようですが、viola da gamba(またはヴィオラ・ディ・ガンバviola di gamba)古い時代の「ヴィオラ」は弓で弾く弦楽器の総称で、この中には2つの有力なグループ(属)がありました。その一つがこのヴィオラ・ダ・ガンバです。
もう一つのグループは腕で支えるヴィオラ・ダ・ブラッチョ viola da braccio(腕のヴィオラ)で、こちらはその後、ヴィオリーノ(英語はヴァイオリン)、ヴィオラ、チェロと、各サイズが別々の名前で呼ばれるようになり、今日ではまとめて「ヴァイオリン属」と呼ばれています(古い時代のヴァイオリン属(=ヴィオラ・ダ・ブラッチョ属)には、この他にもいくつか特殊なサイズがあったそうです。
奏者にA.ヴェンツィンガーがいますが筆者は大好きな奏者です。今年で没後没後18年になる様です。
ユーチュブには登録がありませんが、たまにレコードで聴きます。
バッハ | ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのソナタ No.1 BWV 1027 (excerpt 1)
此の曲の説明を読みますと《ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ》は、一気に構想されて通作されたものではない。
じっくりと考え抜かれ、書き溜められたものが、まとめられて1つの曲集となったのである。
その点では、6曲の《ブランデンブルク協奏曲》とよく似ている。ここには、形式的にも内容的にも、ほとんど計り知れぬほどの奥行きと広がりをある。その点でも、この《ソナタ集》は《ブランデンブルク協奏曲》に勝るとも劣らない、バロックにおける窮極のソナタ集ともいうべき傑作群なのである。
いずれにしろ チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバの豊かな音を聴きながら珈琲を啜るのは最高の時間です。
来週は外房の磯が待ってるかな? 静かな海を期待です。お魚ちゃん待っててね!
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