伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

いい音で聴きたい、オーディオの考案。ベートーヴェン弦楽四重奏曲を聴く。

2018年06月24日 | クラシック音楽・オーディオ

久しぶりの飯田橋での仕事で朝から電車で飯田橋に予定では15時頃仕事終了がなんと18時過ぎま延長してしまった、

当初より仕事より魔界、次元の狭間かもしれない?久しぶりに(オーディオユニオン)に立ち寄りたくなったのだ。

帰りは御茶ノ水の魔界(オーディオユニオン)に立ち寄る。水道橋から一駅です。

楽しみは夕方から寄り道の魔界に寄ってみる、魔界は電源コードのデモをしているので、視聴してみた。筆者も電源タップ6個口と電源コードは交換したが余り効果な無かった。

最近益々この魔界に入り込み「角を矯めて牛を殺す」の諺が胸にしみる、反省事項である!所詮音楽を楽しむために再開してオーディオだがあまり神経質になりすぎると心配なことは肝心の音楽より音に神経が行ってしまう感じがする、

この会場には相当ハイレベル?な多くのファンがいて皆真剣である、何かの新興宗教の教祖の話を聞くような感じあり不気味である。

皆さん音に拘っている様子です。これは音楽を楽しむではなく、苦しみを楽しんでる様子に見えた。

音を楽しむと書いて音楽というが、これだは音に苦しんでいる正に病気の世界を垣間見るようである。

筆者としても大いに反省事項である、いかにも神経質すぎるような事ですがある程度は考えないといけない会場は「出川式ユニット搭載電源ケーブル」のデモンストレーションを行っていた。

電源ユニットを交換し試聴する方法です。確かにこの電源ユニットを使うと一言で言うと清楚な音になる。説明ではクリーン電源と説明しているが、写真中央のものがMDユニットで電源をきれいにするようだそのために三十万近くするケーブルを使うか?貧困老人には無理な話である・・・・・・・

このお店の方は非常に親切で、良いアドバイスを頂いた、最新のテクノロジーは昔と比べ数多くなり電源、アナログケーブル、スピーカーケーブル、インシュレーター等細部に渡り多くの最新のテクノロジーが使われている色々と音質向上の引き出しが多くなっていることは確かで、

情報は多く知ったほうが良いかも知れない、又お店の方曰く、『今はヴィンテージの商品での音作りしたのが安価だそうです、現代の物え揃えると○○千万は簡単に超えてしまうそうで、

ただヴィンテージ物の管理は大変だそうです』確かにその通りである。特に日頃のメンテナンスは重要かもしれません。

この会社はCDの多目的消磁器とマイナスイオン発生器を使いCDをクリヤーにすると音質が良くなることで有名になった会社でもあるそうです。アコースティック・リバイブという会社だそうです

そういえば筆者もこの会社のヒッコリーキューブインシュレーターは愛用しています。

筆者も以前色々試したが、写真のようにハイテク衝撃吸収素材、ソルボセインを使用し下地の上にキューブインシュレーターを置き聴いていますが現在快適な低音を得ている。

キューブインシュレーターの下にも薄いソルボセインを貼り地震対策のために貼り固定しています、色々試行錯誤して試してみたが、これが一番音に落ち着きをみせた。

最近感じることは静寂の音の良さが必要である、そして清潭な音が一番感激する。今は色々思案し又ある人からインシュレーターを聞き自作して聴いているが凄く良い。


ヴァイオリンの透明感チェロの自然な低域、演奏者の息遣いやはり一番肝心は「いい音いい音楽」で聴きたい、特に繊細な弦楽四重奏演奏にはこの辺りは必要不可欠の要素がある試してはいませんがスピーカーの下にはエアーフローティングボードを引くことが一番かも知れない?

WELLFLOATのウェルフロートボード WFB-1515-4を使用すれば大きさ重さも対応できそうです。

 

今回デモで鳴らしたマタイ受難曲のアリアの歌声は清楚な歌声でした。JAZZでがドラムのステック裁きが詳細な感じが印象的で演奏の奥行きがでた。

奥行きが出るとこは実にいい感覚で聴ける終了すると時間は20時過ぎ、腹が空いた! 御茶ノ水近くのタイ料理屋に入った、夜は消化の良いものが良いのでタイ料理の店で暖かな消化の良さそうなフォーを頂きました、サッパリした薄味が良かった。食後に珈琲のサービスがあり、熱い珈琲を頂いた、ごちそうさまでした。

翌日も夕方より仕事のため、その間筆者の装置で好きな弦楽四重奏を聴いてみる。

先日到着したMullard(ムラード英国製)ECC82に交換してテスト試聴のつもりで聴く確かに優しい音で奏でるのですが、悪くはないが筆者には物足りない感じがする今一スッキットしない?

ベートーヴェンは勿論交響曲が有名ですが、この弦楽四重奏曲が好きで昔からよく聴く、ラズモフスキー(Rasumowsky)等は圧巻の極みです。

弦楽四重奏曲の質量ともに音楽史に燦然(さんぜん)と輝く傑作群である。

バイオリン2人とビオラ、チェロの合計4人で奏でられる弦楽四重奏の世界は、オーケストラに比べればこぢんまりとしていて一見地味だが、弦音の絡みが心地よく納得できる音楽だそのシンプルな編成から生み出される音の宇宙は広く深い。

ベートーヴェンはロシアのウィーン大使だったアンデレ・ラズモフスキー伯爵から弦楽四重奏曲の依頼を受けた。そのようにして作曲された3曲の弦楽四重奏曲はラズモフスキー四重奏曲としてOp.59として出版された。これはその1曲目に当たるのでラズモフスキー第1番と呼ばれる。

Op.59は、先輩のハイドン・モーツアルト、そしてベートーヴェン自身の初期の弦楽四重奏曲とは一線を隔し、規模、構成、各楽器の表現などが充実した、後期の作風の嚆矢を成している。

特にこの第7番は一番規模が大きいものとなっており、全楽章がソナタ型式で書かれている。だが初演当時は上記の点が理解されず、特に第2楽章については「悪い冗談だ」という声まで上がったという。

ここで今回の演奏者のカザルス弦楽四重奏団を注目する近代的なチェロ奏法を確立する一方、音楽を通じての平和運動に尽力したパブロ・カザルス。

その名のみならず、音楽の魂も受け継ぎ、スペインが生んだ国際的な名声を得た初のクァルテットとなったのがカザルス弦楽四重奏団だ。

ヴァイオリンのアベル、チェロのアルナウのトマス兄弟を中心として、1997年にマドリッドで設立。弦楽四重奏曲も質量ともに音楽史に燦然(さんぜん)と輝く傑作群である。

バイオリン2人とビオラ、チェロの合計4人で奏でられる弦楽四重奏の世界は、オーケストラに比べればこぢんまりとしていて一見地味だが、そのシンプルな編成から生み出される音の宇宙は広く深い。

 カザルス弦楽四重奏団ベートーヴェン・サイクルサントリーホールチェンバーミュージック・ガーデン

 CUARTETO CASALS THE BEETHOVEN CYCLE in SUNTORY HALL 

Cuarteto Casals

カザルス弦楽四重奏団(Cuarteto Casals)写真でもお分かりのようにすごく中の良さそうなメンバーです。

カザルス弦楽四重奏団

ヴェラ・マルティネス・メーナー(Vn)、

アベル・トマス・レアルプ(Vn)、

ジョナサン・ブラウン(Vla)、

アルノー・トマス・レアルプ(Vc)

1997年に結成されたカザルス弦楽四重奏団による、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集。

「インヴェンション」と題し、第1番、そして最後の第16番が収録されているほか、作品18から次の四重奏曲第7番(ラズモフスキー)を作曲するまでには6年という歳月が流れておりますが、ベートーヴェンはその間にも充実の作品を書いており、音楽語法はより豊かなものになっています。

さらに、最後の弦楽四重奏曲もあわせて聴くことにより、ベートーヴェンの語法の変化を感じることが

できます。メンバーのジョナサン・ブラウンは「弦楽四重奏は、家族のように、そのメンバーたちにはわかるボキャブラリーがある。

QUARTET CASALS. Beethoven op.130. 1-Adagio ma non troppo - Allegro (1st part))

他のメンバーがこのフレーズの後にちょっと長めに息を入れたい、とか、他のメンバーが16小節先のところでニュアンスを変えたい、と思っていることが、いつもシグナルのように発信されていて、メンバーたちは常にそれをキャッチしながら音楽を進めている。

弦楽四重奏で演奏するということは、自分の音楽ビジョンを明確に発信するとともに、他の3人の考えももらさずキャッチしなければならない」と語っています。

カザルス弦楽四重奏団のまるで家族のようなアンサンブルが展開する、あたたかくも高貴なベートーヴェン、今後がたのしみです。当にいぶし銀の楽しみである。

Mullard ECC82のプリ管に交換し2~3時間後には、まずまずの音になる、聴き込み不足で最初はあまり良く鳴らず、徐々に霧がなくなって、若干甘みな音が鳴り出した、ドイツの音とは違う!

筆者の希望はMullardの甘さを多少残しSIEMENSのしっかりした音がするプリ管が最高かも知れない実はこのMullard ECC82のプリ管はロシア製と後日判明するがMullardは多くの国に下請けしている勿論我が国のMATHUSHITA、TOSHIBA等にも多くの製品を発注したそうであるる。

それならばMullard社も関わった英国製の製品があると言う勿論MADE IN ENGLAND表記のある筆者の注目はBRIMAR(ブライマー)の13D5(英国製)のプリ管はMullard社も関わっていると聞く数年前にNATOの軍用放出品として大量に出回ったのう有名な話です、まだ価格も手頃と聞くので掘り出し物があれば一度入手したい、英国製のBRIMARの13D5 ECC81の製品です。

まだ余り知られていない、プリ管もあると聞く、もう少し違うプリ管を探して見ようかと思います。

ベートーヴェンのラズモフスキー(Rasumowsky)等の演奏はカッチリ系のプリ管が合うようです。個人的には切れの良さ、楽器の粒立ちはSIEMENS管が好きだ、

もう少し玉転がしを続けよう、ブラボー!