![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/39/fbdf715cfcd1449a24535566ab482f0b.png)
今から2年程前に此のWEの黒色の動線に錫メッキ単線ケーブルをY氏より教わり早速購入したが、それまで使用した撚り線の音と比べ音の纏りが随分向上した記憶が残る。その後すっかり単線ファンとなってしまった、他社の撚り線も勿論ベルデンの撚り線・単線も使ったが我がシステムにはWEが断然勝る。
現在使用のスピカーケーブルはWesternElectric 18GA単線シングルビンテージケーブル単線シングルスズメッキの入手してメインに聴いているが、GOODMANS AXIOM 80のA.R.U付きの箱に10吋同軸型2ウェイユニットであるHPD295のTANNOYのユニットを入れたエンクロージャーと真空管アンプ300Bの組合せ聴く音がお気に入りである、ⅢLZのオリジナルの箱と比べ低域の伸びが加わり断然迫力のある音場の広がる演奏が響き渡る流石WE製のスズメッキ線が違う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/88/8e77ae715e925a609b82525c72072098.png)
何気なくWEの商材を覗くとレアな50年代と思われるWestern Electric ,Northern Electric,ウエスタンエレクトリック、ノーザンエレクトリック、ヴィンテージ、ワイヤー、ケーブルでスズメッキされた銅線にクロス18GA単線です。現在被覆の黒色をWEは使用中だがいい音で鳴っている、色々試したがヴィンテージTANNOYとの相性と頗る良い結果が得られる。Northern Electricは1800年代の後半に、カナダでの電話ビジネスを拡大する為に、ウェスタンエレクトリック社とベル社が出資して作られたノーザンエレクトリック。電話インフラの普及拡大と共に、純度が高く、錆びにくく、耐久性の高いケーブル(ワイヤー)が様々な会社にて開発されていきました。WEと音質はよく似た音がする、被覆が違うだけなのか今ではWEの商品は大変貴重品と聞く?
一応予備と思い注文したが、特にWEのケーブルは見つけたら直ぐに購入しなければ在庫がなくなると聞くが、全くその通りで今回出来れば20m欲しかったが、気がつくのが遅く残り10mしか無く、最後の残り10mを購入した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/1a/1c864c1e8bc3d7d90b33eb78e0187e99.png)
昨日到着し早速封を開封し10mの単線ケーブル到着します、なんとなく古いケーブルの匂いが鼻を擽る、白っぽい被覆には少し薄汚れた箇所もある。考えれば70年前の商品なんですネ・・・・以前のWEのケーブルと比べ若干太く感じるが被覆の色のせいである白は膨張色です。最近思うはこのオーディオ機器用品は随分長持ちする商品である、オーディオ製品の中の回転系はモーターの限度もあり、又真空管は消耗品とすれば骨董品のアンプはコンデンサーの交換程度で随分長持ちする。筆者の数々のアンプも20年前以上の骨董品のオンパレードであるが、試聴すればまだ立派な現役です昔からの銘器は未だに高値の華である。
勿論スピーカー等もエッジのゴム部分が経時変化により定期的に交換すれば長持ちする、勿論筆者の聴くTANNOYのHPD295も50年前の代物である。確かに昔五味先生がおっしゃった購入は一生の物、是非本物をといった言葉を思い出す。
特にオーディオケーブル等は一般には真空管が有名なWE製品等は今も現役製品が圧倒的に多く、年々高額になっているように思う。Northern Electricのケーブルを2.5m4本にカットし勿論無水アルコールで清掃し接点回復剤を塗布し結線し音出しをする。使用上、注意点はスズメッキ部分を削らずに良く清掃して使用する事が肝心のようです。但し超高額(m/●万円)なケーブルもあるようだが未だ試したことはなく、ケーブルも一般的な製品しかコメント出来ない。条件的には使用する機器がヴィンテージなら、WEのスズメッキの単線は是非オススメのスピーカーケーブルである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/17/efc41fd3114d8d0908bb0260d1a702f8.png)
暫く色々なジャンルを聴き何気なく選ぶが久しぶりにジャズヴォーガル、ダイナ・ワシントン(Dinah Washington)1924-1963を聴く。正しく此のNorthern Electricが発表された時期と重なる。
Jazzには「ho's systemのLS3/5a」で聴く事が多いが女性ヴォーガルを聴くには10吋同軸型2ウェイユニットであるHPD295のTANNOYが楽しめる、独特の女性ボーガルの色気の再生にはとても難しいが其のあたりの音質の表現が抜群に心地よく、声の艶、力強いダイナミックの音は勝る、勿論Northern Electricのスズメッキされた銅線の単線ケーブルとも相性抜群でスムースな繋がりの音が聴ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/91/5890eeb2e7cb9b6ddaa8528a8da38e3c.png)
1924年8月29日、米国アラバマ州タスカルーサ生まれ。女性ジャズ・シンガー。15歳の時、アマチュア・コンテストで入賞してジョー・グレーザーに認められた。その歯切れの良い歌い方と完璧な言葉遣いは、エスター・フィリップスやナンシー・ウィルソン等、彼女の後に続くベスト・ジャズ・シンガーの多くに強い影響を与えた。“ブルースの女王”の称号を持ち、その短くも華々しいキャリア中、R&Bと、それからポップ・ヒットまでをもカヴァーした、極めて多才なダイナ・ワシントンだが、その専門分野はジャズだった。
43年にライオネル・ハンプトン楽団の専属となる。初アルバムは43年、キーノート・レコードに録音。46年には独立して、マーキュリー・レコードと契約、多くの録音を残した。“ブルースの女王”と呼称され、明快な歌詞と正確な音程で、ダイナミックなブルース唱法を得意とした。1963年12月14日、39歳の若さで他界した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/7a/136b250bc8f061c6b3f60d5ebd1c1d61.png)
ダイナ・ワシントンの魅力といえばなんと言っても、揺れるようなあの歌声である。サフトだけでもない。勢いでもない、ゆったりとして心に染み音で来るのがダイナの歌の真骨頂だ。
小さいときから教会で歌い、安定した音程と独特のヴィブラートをかける彼女の歌声は、クリフォード・ブラウンとのセッションでの器楽的なアプローチにおいても、楽器にまったく引けを取らないばかりか」かえって彼女の天才を確認させた。まさに、歌にスキャットに持って生まれた才能に溢れた歌声がダイナ最大の魅力だ。
ダイナ・ワシントン(Dinah Washington)1924-1963
アラバマ州タスカルーサ出身のルース・ジョーンズは、ダイナ・ワシントンという名でよく知られるダイナミックなシンガーだ。その歯切れの良い歌い方と完璧な言葉遣いは、エスター・フィリップスやナンシー・ウィルソン等、彼女の後に続くベスト・ジャズ・シンガーの多くに強い影響を与えた。“ブルースの女王”の称号を持ち、その短くも華々しいキャリア中、R&Bと、それからポップ・ヒットまでをもカヴァーした、極めて多才なダイナ・ワシントンだが、その専門分野はジャズだった。
アラバマ州タスカルーサ出身のルース・ジョーンズは、ダイナ・ワシントンという名でよく知られるダイナミックなシンガーだ。その歯切れの良い歌い方と完璧な言葉遣いは、エスター・フィリップスやナンシー・ウィルソン等、彼女の後に続くベスト・ジャズ・シンガーの多くに強い影響を与えた。“ブルースの女王”の称号を持ち、その短くも華々しいキャリア中、R&Bと、それからポップ・ヒットまでをもカヴァーした、極めて多才なダイナ・ワシントンだが、その専門分野はジャズだった。
絶頂期のダイナ・ワシントン絶頂期のヴォーカルをパントンクインシー・ジョーンズのアレンジで豪華なメンバーがサポートする名盤でもあり、ブルースの女王ダイナ・ワシントンの数あるアルバムの中でも僕のお気に入りの一枚“FOR THOSE IN LOVE”。そのブルースの女王が歌うジャズ・アルバムでは“AFTER HOURS WITH MISS D/” やクリフォード・ブラウンとの共演盤“DINAH JAMS”ももちろん文句はないのですが、本アルバムもそれ等に劣らぬジャズ・アルバムとしての名盤。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/ad/b5c397bbd20fe739e9aaee71d4be3c34.png)
For Those In Love(フォー・ザ・イン・ザ・ラヴ)
<演奏>
ダイナ・ワシントン(vo)
クインシー・ジョーンズ(arr)
ジミー・クリーヴランド(tb)/バリー・ガルブレイス(g)
ウイントン・ケリー(p)/ジミー・コブ(ds) 他
<曲目>
1、君にこそ心ときめく
2、青いガーディニア
3、イージー・リヴィング
4、ユー・ドント・ノウ・ホワット・ ラヴ・イズ
5、ジス・キャント・ビー・ラヴ
6、マイ・オールド・フレーム
7、書き残したい私の恋
8、メイク・ザ・マン・ラヴ・ミー
9、イフ・アイ・ハッド・ユー*
10、アスク・ア・ウーマン・フー・ノウズ*
オリジナルレーベル:EmArcy Records
制作:PAN AM Records
録音:1955月4月15 ~ 17日
規格:33rpm 180g LP Stereo
しかし考えて見れば解るが、録音は1955年東京オリンピックの10年前の録音で筆者の聴いたのは東京オリンピック以降だったので、夢中で聞いた頃には故人であった。勿論今聴いても古さは全く感じられず、此れ以上のシンガーも稀有である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/2c/54b575a0b56400454cce86206aa66178.png)
『フォー・ザ・イン・ザ・ラヴ』は、アメリカのジャズボーカリスト、ダイナ・ワシントン(vo)によるスタジオアルバムで、クインシージョーンズがアレンジしました。もともとは1955年6月にEmArcy Recordsによってリリースされ、その後1992年にヴァーヴ・レコードによって再発行された。
メンバーも最高、アレンジを良く、ヴォーガルも良く三拍子そろったアルバムって素晴らしいと思いませんか?
アレンジはクインシー・ジョーンズのアレンジで、この作品で彼の最高の仕事のひとつでもあります。バックの顔ぶれも見てください。トロンボーンJimmy Cleveland、ピアノWynton Kelly、ギターBarry Galbraith(天才)と素晴らしいバランス。
不良で全曲、ダイナ・ワシントンの声は左チャンネルからしか聞こえません。ジャズは何年にも渡り、魅力的で多種多様なタイプのヴォーカリスト男女を大量に産出している。彼等は皆それぞれに個性的であり、その多くは、セシル・マクロリン・サルヴァントやジャズメイヤ・ホーン等若手新人スター達によって現在も進化し続けるこの芸術の発展に大いに貢献した。この新人達もまた何年か後には、きっとこのようなリストにその名を連ねることになるだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/84/ab74934f178158683186d0bfda73efff.png)
そしてもう一枚「縁は異なもの」ストリングスをバックにバラードを歌い上げた珠玉の名盤だが1曲目の冒頭で右チャンネルから音が出ないので、疑問に感じるがミキシングが不良?いや左側で歌っているようです、メインヴォーガルルは中央で歌ってほしいですね、内容はジャズ・ボーカルなどという狭いジャンルに囚われず、グッド・ミュージックです。此のレコードの録音後の翌年には亡くなりました。女性ジャズヴォーガルでは今もトップクラスです。
ダイナ・ワシントン(Dinah Washington 1924年~1963年)の歌は、飾り気のない、素のままの感じ。何かを訴えかけてくるような、歌です。生身の人間の、まっすぐな思いを感じます。マイクロフォンの性能が今ほどよくなかったせいか、この時代のシンガーは声が大きく、お腹の底から出しているような感じがします。バラードもそんな感じで歌うので、生身で切々と訴えかけてくる感じがします。ダイナ・ワシントンといえば、グラミー賞も受賞した、この曲が有名。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/24/bbe3114e54ec993c9b284dfb8ea7fb01.png)
以前据え置き型のオーディオインシュレーターを自作して使っているが随分落ち着いた音も気に入っているが、此の下に石を曳いたのがより効果的か悩んでいる。以前と違い随分腰の座った音が出るようになった。
ダイナ・ワシントンはシャウトするような力強い歌い方、独特のビブラートが持ち味。「ブルースの女王」とも言われ、ダイナ・ワシントンの歌にはブルースの影響が濃くみられますが、ブルースシンガーというよりも、ジャズシンガーに位置付けられることが多いです。
ジャズにブルースを色濃く反映させた功労者といったところでしょうか。
ジャズヴォーガルの真髄を聴くにはGOODMANS AXIOM 80のA.R.U付きの箱に10吋同軸型2ウェイユニットであるHPD295のTANNOYのユニットを入れたエンクロージャーが堪能出来る。先日大島椿油を塗布し乾いた布でよく拭くと、かなりの艶が出た。定期的に磨いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/72/c141d1eccc4ee79e4fed5c7f3507d407.png)
今一番の問題は「ho's systemのLS3/5a」を上手く鳴らすアンプに一番悩んでいます、このLS3/5aはアンプの特性があまりにもストレートに鳴らす為現在LINN LK-100のアンプで聴くが、後少しのパワー不足が伺える、今後色々試しながらオーデイオを楽しむが、価格的にも限度があり双方満足するものが見つからなく頭を悩ませる此の様な事が一番の楽しみかも知れない。
1."I Get a Kick Out of You"の細やかなギターイントロを聴いた時、買ってよかったと思うでしょう。
7."I Could Write a Book"を聴いた時、なぜ今までこのアルバムを知らなかったのかと歯噛みするでしょう。
お酒(スコッチ)をちびちび飲みながら聴くと良い時間が過ごせますヨ、エマーシー時代のダイナは最高です。中でもこのアルバムは必携の一枚!彼女の絶頂期です。キュートで伸びやかで、
しかもピリリと辛口なダイナのボーカルを存分に堪能できます。ブラボー!