![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/f6/1a759da0efd7fca2f1fbbc67301256d2.png)
最近よく聴くジャズピアノトリオの山本剛(P)のアルバムである。特に山本剛が選曲する演奏が大変気に入っている、生まれも筆者と同じ歳の生まれである。
1948年3月23日、新潟県佐渡郡相川町に生まれる。すぐに佐渡島より新潟に移り、小学生の頃からピアノを弾き始める。高校生時代、アート・ブレーキーとジャズ・メッセンジャーズの生演奏の虜となりジャズ・ピアノを独学で習得する。プロフィールを見ますと1974年、レコード・デビュー(「ミッドナイト・シュガー」TBM)。その後1979年、スイス、モントルー・ジャズ・フェスティヴァル出演。大好評を得、その後渡米、1年間ニューヨークで音楽活動を行う。
帰国後は、六本木のライヴ・ハウス"ミスティー"でハウス・ピアニストとして活動を再開。 笠井紀美子、安田南等ヴォーカリスト達と共演する一方、ディジー・ガレスピー、カーメン・マックレイ、サム・ジョーンズ、ビリー・ヒギンズ、エルビン・ジョーンズ、ソニー・スティット、スティーヴ・ガッド、エディー・ゴメスetc. 多数の本場ミュージシャンと共演。
その間、英国のバタシー・パーク・ジャズ・フェスティヴァル、ニューヨーク独立記念日ジャズ・フェスティヴァル、コンコード・ジャズ・フェスティヴァル等に出演しているベテランでもある。
帰国後は、六本木のライヴ・ハウス"ミスティー"でハウス・ピアニストとして活動を再開。 笠井紀美子、安田南等ヴォーカリスト達と共演する一方、ディジー・ガレスピー、カーメン・マックレイ、サム・ジョーンズ、ビリー・ヒギンズ、エルビン・ジョーンズ、ソニー・スティット、スティーヴ・ガッド、エディー・ゴメスetc. 多数の本場ミュージシャンと共演。
その間、英国のバタシー・パーク・ジャズ・フェスティヴァル、ニューヨーク独立記念日ジャズ・フェスティヴァル、コンコード・ジャズ・フェスティヴァル等に出演しているベテランでもある。
最近はオーディオファンの方と交流する機会が増え、改めて我々のアルバムを隅から隅まで熱く聴いて頂いている事を知り、新しい発見をさせて頂いて居ります。益々オーディオファンの方々の為にもいいアルバムを造っていきたいと思っております。と言っておられる様です、筆者も最近2022年、山本剛さんのトリオの新作『ブルース・フォー・K』を制作したアルバムも試聴し、大いに楽しませれていただいてます。
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最近見つけたアルバムで山本剛が2019年に横浜で演奏ライヴから、2ndセットを収録。大隅寿男とのトリオで、自身の名演でも知られる「ミスティ」などをプレイしています。
勿論メンバーは山本剛トリオです。
山本 剛( piano)
香川 裕史( bass)
大隅 寿男 (drums)
エンジニア:神成芳彦 那須・スタジオ雷庵にて録音
2019年11月 ジャズクラブ『JAZZ IS』にてライブレコーディング
2枚組のセットでも販売されてもいるそうです。筆者は単独のものを購入した。
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「ミスティ~ライブ・アット JAZZ IS」
Disc1
1.Blues(ブルース)
2.Polka Dots And Moonbeams(水玉と月光)
3.The Look Of Love(愛のまなざし)
後日アルバムを聴きなおしての感想である。The Look Of Love(愛のまなざし)はバート・バカラックがジェームズ・ボンドもの唯一のコメディ映画「007カジノロワイヤル」(1967年)のために依頼されて作られたものです。
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何故か筆者はThe Look Of Loveを聴くと思い出すのはユーモラスな、オシャレなデヴィッド・ニーヴンの映画を思い出してしまう、ニッキ・パロット(Nicki Parrott)ダイアナ・クラール(Diana Krall)も演奏するが魅力的です。
本家007シリーズと当時世界中を席巻していたスパイ映画を茶化した壮大なパロディ映画にすることに方針転換し、超オールスターの作品にすることを決意、ボンド役にフレミングの友人でボンドのモデルの一人とされていたデヴィッド・ニーヴンを迎え、隠居久しい老ボンド卿という設定にした。何故か面白く印象に残る作品であった、山本剛トリオ演奏はベースとドラムの掛け合いが見事である。
4.Mack The Knife(マック・ザ・ナイフ)
ジャズの大御所のサッチモのお得意のナンバーで筆者も大好きな曲です。
5.My Foolish Hert(マイ・フーリッシュ・ハート)
6.Saten Doll(佐天人形)
7.Yago(矢後)
8.Blues~ending8ブルース~エンディング)
Disc2
1.Gentle Blues(ジェントル・ブルース)
2.Misty(ミスティ)
3.No Problem(危険な関係のブルース)
4.Over The Rainbow(虹の彼方に)
5.Nature Boy(ネイチャーボーイ)
6.Caravan(キャラバン)
7.You Don’t know Me(ユー・ドント・ノウ・ミー)
8.Tanabatasama(七夕さま)
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この様にして筆者愛用のエンクロージャーを見れば、ここから流れる音楽は誰が想像できようかとも思える佇まいである、特にくらっしく演奏がお得意ではあるが、透明度のある山本剛のジャズピアノの音を聴けば納得するのであろう、それほど美音に鳴っている様に感じる。
随分古いユニットではあるが、TANNOY IIILZの10吋Monitor Goldユニットの音はピアノ音が実に綺麗に鳴るユニットと思う。
最近偶には外出先でも珈琲好きのためか、あの匂いに絆されついつい出先の珈琲店で頂くが、正直筆者の口には合わず途中で残して終っていることが多い、俺流の淹れ方ではあるが自分で淹れる珈琲が一番である。
不味い珈琲を飲むと一番腹の立つことが、不味い味が口に残る、旨い珈琲はあと口が実にスッキリした飲み心地が爽やかである。
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本日は週末で曇り空で、何時もの日課で起きてモジャ君と朝の散歩して今日は長めのシャワーを浴び、ステレオのアンプに火を灯し、寛ぎながらコーヒーを淹れる銘柄はペルーストレートをチョイスした。
淹れたての珈琲は実に美味い、TANNOY IIILZ Monitor Goldのユニットから流れる昨日届いたCDを聴く、最近この透明感のある山本剛トリオの演奏と曲目も殆ど知った曲を安心して楽しめるフレーズは筆者の様な年寄りも思わず納得してしまう。Mack The Knife等は思わずノリノリになる!この様な楽しいジャズものんびりできる週末には丁度良い塩梅かも知れない。
TANNOYのユニットには三極管の300Bは正にですとマッチングかも知れない、ジャズからクラシックまでオールマイティに対応する様である。
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確かに先日オーディオ装置の置き方を変えたが効果あったと思う、自然に近い低音、透明感のあるピアノ音の清涼感、良きリズムセッションより小気味良いドラミングは収録が良いのであろうか録音機材も最新の良いのであろう。
但し筆者のスピーカー機材では打楽器系統の音は米国製のアルテック、ジムランの乾いた太鼓の音には敵わないが、ピアノと異なれば断然英国のTANNOYの独特の美しい響きにと国産おZaika5300のシングル三極管のおりなすコンビは敵わないであろう、時間の過ぎることも忘れ正に山本剛トリオの繰り広げるジャズ音楽は十分英国のエンクロージャーの音でも楽しむことができます。
のんびりジャズでも聴きながら美味いコーヒーを飲み過ごせる週末最高の贅沢かも知れない。ブラボー!