今日もバッハの音楽を聴いてます。今回は鍵盤楽器(ピアノ曲)とカンタータの演奏です。
BA1. BWV 1-231 カンタータ、モテット
BA2. BWV 232-243 ミサ
BA3. BWV 244-249 オラトリオ
BA4. BWV 250-524 コラール、歌曲
BA5. BWV 525-771 オルガン曲
BA6. BWV 772-994 オルガン以外の鍵盤楽器(チェンバロ、クラヴィコード)の曲
BA7. BWV 995-1000 リュート曲
BA8. BWV 1001-1040 室内楽
BA9. BWV 1041-1065 協奏曲
BA10. BWV 1066-1071 管弦楽曲
BA1. BWV 1072-1080 ひとつの作品の中に異なる演奏形態の含まれている作品や演奏形態の指定のない作品
さて今回はピアノ演奏とBA1の「BWV147:主よ、人の望みの喜びよ」の作品であります。
2月も終わりに近づき、早朝もワンコと散歩に出かけるが、朝の冷え込みも若干は揺るぎ、公園の梅も開花し春間近に感ずる、花の匂いが感じるこの頃である。
公園でのラジオ体操も清々しく、モジャ君と今日も早朝に散歩に出かける、朝日を浴び凛々しく見える姿です。モジャ君の美容室の予約も行い3月16日に予約取れました。
今回は少し古い鍵盤奏者で以前にも紹介させて頂いたディヌ・リパッティ(Dinu Lipatti)は1950年12月2日、33歳で白血病で亡くなったルーマニアのブカレストに生まれ、主にピアニストとして活躍した。
また、アルベール・ルーセルとナディア・ブーランジェに作曲を師事し、作曲家として自作自演も行っている。アルフレッド・コルトーに魅入られて教えを受けるも、33歳の若さでジュネーヴ郊外でこの世を去った。
彼のピアノの特徴は、透明な音色でピアノを最大限に歌わせていることであるといわれており、純粋に徹した、孤高なまでに洗練されたピアニズムは絶賛されている。彼のピアノ演奏であり、バッハの カンタータ 第147番「心と口と行いと生活で」BWV147 より 「主よ、人の望みの喜びよ」の題で有名なコラールを 聴く実に透明度の高い演奏は感銘を受ける。
このカンタータの6曲目と終曲の10曲目のコラールをピアノソロに編曲したのは、英国のピアニスト、マイラ・ヘス(1890~1965年)であり、「主よ、人の望みの喜びよ」のタイトルは、英訳名"Jesus, Joy of Man's Desiring"からとられたものである。
12枚組のディヌ・リパッティ: コレクション100周年記念盤から聴きます。
Disc 12(ブザンソン告別演奏会)
1.即興
2. JSバッハ:パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825
3.即興
4. モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310
5.シューベルト:即興曲 変ト長調 D.899-3
6.シューベルト:即興曲 変ホ長調 D.899-2
7.ショパン:ワルツ第5番変イ長調Op.42
8. ショパン:ワルツ第6番変ニ長調 Op.64-1『小犬』 9. ショパン:ワルツ第
9番変イ長調 Op.69-1『別れ』
10. ショパン:ワルツ第7番嬰ハ短調 Op.64-2
11. ショパン:ワルツ第11番変ト長調 Op.70-1
12. ショパン:ワルツ第10番ロ短調 Op.69-2
13. ショパン:ワルツ第14番ホ短調
14. ショパン:ワルツ第3番イ短調 Op.34-2
15. ショパン:ワルツ第4番ヘ長調 Op.34-3
16. ショパン:ワルツ第12番ヘ短調 Op.70-2
17. ショパン:ワルツ第13番番変ニ長調 Op.70-3
18. ショパン:ワルツ第8番変ホ長調 Op.64-3
19. ショパン:ワルツ第1番変ホ長調 Op.18『華麗な大ワルツ』
20.JSバッハ/ヘス編:主よ、人の願いの喜びよ BWV.147
録音時期:1950年9月16日(1-19)、1947年9月24日(20)
録音場所:ブザンソン音楽祭(1-19)、ロンドン(20)
録音方式:モノラル(ライヴ:1-19、セッション:20)
演奏 ディヌ・リパッティ(ピアノ)
随分前の録音でライブ番なんですが、リパッティ録音はすべて網羅されている完璧なコレクションです!
ディヌ・リパッティ(ピアノ)、ディヌ・リパッティが、バッハ演奏の最後を飾る名演奏とも思える程ずば抜けて美しいです。
淡々とした音運びのなかに、静寂さや祈りの思いも感じられて、やさしい思いが湧いてくる試聴後感極まり思わず涙が・・・。
勿論ディヌ・リパッティはショパンのワルツ集は現在でも絶品とされているがバッハの好きの筆者のおすすめはパルティータ第1番変ロ長調BWV825、主よ、人の望みの喜びよBWV147は素晴らしい演奏と思います。
実はバッハは自分の作品に「カンタータ」という言葉を使っておらず、教会カンタータは「コンチェルト(concerto)」、世俗カンタータは「音楽劇(Dramma per musica)」という言葉を用いていました。特に教会カンタータについてはバッハはタイトルもなく演奏する日と最初の数行の歌詞のみ楽譜にメモしていたそうです。
「カンタータ」という言葉は、19世紀になってバッハ協会の楽譜校訂者がこう呼び始めたのがきっかけと言われています。それまでジャンルの呼び名がなかった様です。「コンチェルト」とバッハが書いた「器楽伴奏付きの声楽曲」を、協奏曲(コンチェルト)と区別するためとも言われています。
そして教会カンタータと呼び始めた後に、バッハ以前の1700年頃に書かれた同じような声楽曲まで「カンタータ」と呼ぶようになったと言われてます。
アーノンクールとレオンハルトが1971年から1989年までの18年をかけて完成した教会カンタータ全集の廉価ボックス化。
本格的時代考証のもと、作曲当時の演奏様式を再現するべく3曲のソプラノ・カンタータ以外はオール男声で演奏された初の全集企画として有名なこの録音バッハ全集は2セット持っているが意外と便利に聴く機会が多い様です。
他にもルドルフ ルッツ率いるJS バッハ財団合唱団 & オーケストラの演奏も好きです。
後は少し古いがヘルムート・ヴィンシャーマン, エリー・アメリング, イレアナ・コトルバス, アグネス・ギーベル, ユリア・ハマリ, クルト・エクィルツ, ジェラール・スゼー, ヘルマン・プライ & ドイツ・バッハ・ゾリステンの演奏も素晴らしいものがあります。
J.S.バッハ カンタータ集 アーノンクール、レオンハルト(60CD)より
Disc45
第147番『心と口と行いと生きざまもて』 BWV.147
第1部
第1曲 合唱 ハ長調
第2曲 レチタティーヴォ(テノール)
第3曲 アリア(アルト) ハ短調
第4曲 レチタティーヴォ(バス)
第5曲 アリア(ソプラノ) ニ短調
第6曲 コラール(合唱) ト長調
第2部
第7曲 アリア(テノール) ヘ長調
第8曲 レチタティーヴォ(アルト)
第9曲 アリア(バス) ハ長調
第10曲 コラール(合唱)ト長調『主よ、人の望みの喜びよ』
第148番『その御名にふさわしき栄光を』 BWV.148
テルツ少年合唱団、アーノンクール&コンツェントゥス・ムジクス
録音:1985年
特に教会カンタータのような合唱団のパート等のある曲には10吋タンノイのユニットとある程度の大きな箱は必要であろう、何故か演奏楽器の響きを味わう事が可能になる、確かにコンサートホールでの演奏の様にホール感が伴えば一層聞き応えが味わえると思う。
一見バスレフタイプと思ったが全く違う、GOODMANS独自のA.R.U.180(アコースティック・レジスタンス・ユニット)付きのGOODMANS AXIOM 80の箱とは相性抜群であろう。後日聞いた話によると、このスピーカー AXIOM 80の特質を最大限に発揮するために特異な形のエンクロージャーやARUユニットを開発した事は有名である。
筆者は AXIOM 80のユニット自体はすでにGOODMANS社で軍用に開発されていたというのが真相だそうである。筆者はAXIOM 80のユニットの代わりにIIILZ Monitor Goldのユニットを使っているが意外と相性は良好である。
筆者は AXIOM 80のユニット自体はすでにGOODMANS社で軍用に開発されていたというのが真相だそうである。筆者はAXIOM 80のユニットの代わりにIIILZ Monitor Goldのユニットを使っているが意外と相性は良好である。
筆者が何故アンプに真空管を使うのかの疑問は?真空管の魅力は、本来の素性の良さから、単純な回路で済み、高度な測定器等を持たない素人でも容易にキットアンプ等を組み立てられるという事、さらに見た目の存在感がある、の二点に尽きると思う。音質面でトランジスターに勝るということは決してないが使用パーツを慎重に吟味して使わなければ十二分本領を発揮できなく膨大なコスト及び精度の良い計測器は必要になり全てコストに跳ね返りそうです。確かにコピー品の多い計測の要らない支那製を除けば3桁の数字も納得の極みであろう。
以上のような事を考え結果的には真空管を使いローコストに音楽を楽しむ方式を取り入れていると言える。
最新情報として低価格な、支那製桂光ブランドでチタン・プレート型、桂光 4300B(WE300B系)英国のGolden Dragon 4-300Bの下請け会社で作っている製品だが音質はいかがであろうか?
J.S.バッハの教会カンタータの中でも特に有名な第147番『心と口と行いと生活で』(『主よ、人の望みの喜びよ』含む)がカップリングされた昔からの定番です。録音年代は1985年と古いですが、演奏スタイルは確立しており、自然体の演奏です。
バッハのカンタータの中でも特に有名な曲です。
カンタータ 第147番『心と口と行いと生活で』は1723年に聖母マリアの祝日のために作曲されました。
「心と口と行いと生活で」をじっくりと深く聴き込みたい時におすすめです。
この教会カンタータは、J.S.バッハが1723年に主の母マリア訪問の祝日のために作曲したと推測されていて、上記の10曲からなり、歌詞はマルティン・ヤーンが作詞したドイツ語で書かれています。ブラボー!