連休で音楽三昧でもと思い、音楽を聴きながらPCでネットサーフィンしながら何気なく見てると筆者が面白そうなメンバーを見つける、その名はアルデオ弦楽四重奏団Quatuor Ardeoでした。しかも演奏曲名はJ.S.バッハである。
以前弦楽四重奏でバッハを聴いたのはBWV1080フーガの技法を記憶するが、以外と好演奏と記憶している。
我が家のパワーアンプのTEAC MA-7のアンプに繋げTANNOY(ⅢLZ)AXIOM80が良く聴こえる音楽が、それも筆者が好きなバッハが良い、
勿論ハサミ物は刻印付きのTELFUNKEN ECC82を使用、英国管も良いがバッハは何故かドイツ製のTELFUNKENで聴きたくなる。
現在我が家の装置で聴くにはこれがベストマッチの音のようである、今はまだ多くのCDを発売していなく、益々興味が沸く、どのような弦音に響くか興味がそそるゴルトベルク変奏曲を弦楽四重奏版に編曲しての演奏には興味がある。
しかし今まで、演奏楽器を替えての演奏は今まであまり良い演奏は聴いたことがないが、今回はiTunesでソースを見つけ少しボリュームを上げ聴いてみるとそこには見事に弦楽四重奏が現れ各々の弦の音が混じり重なり素晴らしい演奏が聴けた。
このアルバムで彼女たちが演奏しているのは、バッハの名作「ゴルトベルク変奏曲」の弦楽四重奏版。
編曲を行ったのはメンバーたちが10年程前に出会い、作品を演奏してきたという作曲家フランソワ・メイムンで、彼は長い間「ゴルトベルク変奏曲」を弦楽四重奏曲に編曲したいと考えていたといいます。
最新録音で音質は優れ、又アルデオ弦楽四重奏団素晴らしい息の合った演奏に尽きる、実にバランスが良く良く響きわたる演奏でTANNOYAXIOM80が良く鳴った。これは全曲を聴くべきであろう・・・・・・・!
演奏メンバーは全て四名女性である、見事な演奏が響き、実に素晴らしい・・
Goldberg Variations *new CD*
「アルデオ」(ラテン語で私は燃えるの意)とは、この弦楽四重奏団の名前であり、この四人の女性奏者が音楽に取り組む姿勢であり、彼女たちの成功を物語るものである。
2001年にパリ国立高等音楽院にて結成され、今日のフランスの音楽シーンを代表する存在となっている。
今回のCD盤である、間もなく販売開始だそうです。これは購入しなければ・・・・
ボルドー、モスクワ、ボローニャのパオロ・ボルチアーニ、メルボルンなどの数々の国際コンクールでの入賞は、彼女たちの意欲、強い連体感と調和によって作り上げられた音楽性に裏付けられたものであり、
この弦楽四重奏団がヨーロッパのホールや音楽祭(例えば、パリのブッフ・ド・ノール劇場、バスティーユのオーディトリウム、スペインのサンタンデール音楽祭、
フィンランドのクフモ音楽祭、スイスのジュネーヴの夏音楽祭、ダボス音楽祭、バーゼルのシュタット・カジノ、オーストリアのロッケンハウス音楽祭、アッターゼー音楽祭、
ドイツのベルリン・ラディアル・システム、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、ボンのベートーヴェン音楽祭、マセドニアのオーリッド音楽祭、
イタリア・ヴェニスのパラツェット・ブル・ザーネなど・・・)でキャリアを築く礎となった。
ハーゲン・クァルテットのライナー・シュミット、フェレンス・ラドシュ、エベルハルト・フェルツに学び、
作曲家のカイア・サーリアホ、パスカル・デュサパン、フランソワ・メイムン、フィリップ・シェラーらの薫陶を受けている。
ピアニストのダヴィド・カドゥシュとノアム・グリーンベルク、クラリネット奏者のレト・ビエリとは数多く共演している。
2018年には、フランスの若き現代作曲家、フランソワ・メイムンの編曲によるJ.S.バッハのゴルトベルク変奏曲弦楽四重奏版をリリース、
欧州各国で高く評価され、日本仕様のCDも2018年10月に発売だそうです。
【メンバー略歴】を掲載する
梁美沙(Mi-sa Yang、ヴァイオリン)
大阪生まれ、相愛高等学校で工藤千博、小栗まち絵に師事。アルデオ四重奏団と並行して、
ピアノのアダム・ラルームとチェロのヴィクトル・ジュリアン=ラファリエールと共にトリオ・レ・ゼスプリを結成、こちらも精力的に活動している。
2014年からアルデオ四重奏団のメンバー。
キャロル・プティドゥマンジュ(Carole Petitdemange、ヴァイオリン)
パリ国立高等音楽院でJ.J.カントロフに師事、またマドリッド音楽院でハーゲン弦楽四重奏団のライナー・シュミットの薫陶を得た。
彼女はアルデオ四重奏団結成前から様々な編成の室内楽グループで演奏し、コンクールで数々の賞を受賞している。
P.L.エマールから教えを受けた彼女は現代音楽にも非常に関心があり、
ジョナサン・ハーベイ、エディト・カナート・デ・チジ、カイヤ・サーリアホなどの作曲家との緊密なコラボレーションに取り組んでいる。
現在、マドリッド王立音楽院とサラゴサ音楽院で教鞭も取る。
原 裕子(Yuko Hara、ヴィオラ)
ニューヨーク生まれ。東京藝術大学附属高校を経て、同大学を同声会賞を得て卒業。
菅沼準二、川崎和憲各氏に師事。
シュヴェッツィンゲン音楽祭宮廷音楽アカデミーやチューリッヒのラ・シンティラ、フライブルク・バロックオーケストラへの参加など、古楽器での演奏にも力を入れている。
2016年よりアルデオ弦楽四重奏団のメンバー。
ジョエル・マルティネス(Joëlle Martinez、チェロ)
トゥールーズ音楽院とパリ国立高等音楽院でR.ピドゥー、P.ミュラー、X.フィリップのクラスで学んだ。
室内楽は彼女の音楽活動の中心であり、アルデオ四重奏団の創設メンバーのひとり。
カルテットでは、マドリード音楽院でハーゲンカルテットのR.シュミット、バーゼルでW.レヴィン、ザルツブルグモーツァルテウムでのハーゲンカルテットの指導を受けた。
トゥールーズ・キャピトル・ナショナル管、パリ室内管、ディソノンシャン室内管などいくつかの有名なオーケストラに参加。
またマルク・ミンコフスキ率いるグルノーブル・ルーヴル宮音楽隊に招かれ、ケルンとドルトムントでソリストとして出演。
此のようなメンバーで演奏してるがバッハ以外も良い演奏がある、今後の演奏録音に期待します。
ベートーヴェンのラズモフスキー伯爵の依頼で書かれた有名な弦楽四重奏曲第9番の演奏は録音とともに実に見事である。
是非ベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲が聴きたい。彼がこの作品を書いたシュヴァルツシュパーニエルハウスの生活は、南京虫にせめ立てられ碌に安眠もできぬ状態だったこと、
これほどの暖い音楽を書いた特にベートーヴェン最晩年の弦楽四重奏曲の傑作。
出版順によって14番とされているが、15番目に作曲された。
弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調(えいハたんちょう)作品 131は是非聴いたみたい。
ベートーヴェンの優しさに触れるようだ。
Beethoven String Quartet No.9 in C Major, Op.59-3 Finale
それとこれは筆者の所見だが、今までTANNOYⅢLZと云えば弦楽四重奏の演奏等は良いとされているが、
それは大きな間違いであった、それに適切な言葉で表現すれば、その前に比較的にの文言が必要でした。
答えは簡単でヴァイオリン、ビオラの違いは低音が上手く鳴らないと楽器の差が不鮮明に聴こえる、これでは良い音質が得られず、
その上チェロの低域が加われば益々良い中音から低域の豊かな音が必要になるAXIOM80の箱に移植し勿論最近やっと馴染みだした、
この音がクインテットの音質の楽しみ方を余すところ体験することが出来た。
これがTANNOYⅢLZのポテンシャルであろう勿論TANNOY社としてはこの音を提供することが本来の姿なのかも知れないが諸事情(価格的な問題)もあり
ⅢLZの10寸の開発はこの箱で15吋での開発はしたが、10吋ではこのスタイルのみに終わったのは残念である。
勿論コーネッタ等の開発も棚上げしていたのかも知れない・・・・?
三日間連続の投稿になってしまったが、余りにもQuatuor Ardeo演奏のゴルトベルク変奏曲が筆者の部屋で上手く鳴ったので紹介してみました。ブラボー!