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毎年この時期に手術した、癌の定期検査の結果を伺うため病院に訪れる、既に今年で10年目になった、担当医も手術の時の麻酔科の先生が担当医です。
勿論見知った中での会話もあり多少の饒舌も混ぜるほどの仲で、筆者は最近は出撃しないが相当の釣り好きの先生なんです。
検査結果は「異常なし」で検査結果は良好手術後の傷あとも綺麗。来年もこの時期に検査をして又お会いしましょうと挨拶して、病院を後にした。普通10年過ぎれば大丈夫ですが、私の場合は首周りのリンパも削除したため引き続きの検査は続ける事が安心と言われている。
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昨日音楽好きの友人と久しぶりに会話すると、彼の話ではバッハのピアノ演奏者、シャンタル・スティリアーニの演奏のピアノ演奏を褒める、是非一度は聴けと言う。筆者は情けないが知らなかった事を思い出しながら帰宅する。
昼食を取り早速部屋の暖房を入れ、アンプも火を灯す。本日は誠に寒く温かい部屋での淹れたての珈琲が一番のご馳走です。
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ここで少し音量の話をしますが、チェンバロとピアノは基本が違い、音質も違う、今日はピアノの事を考える。
鍵盤楽器のピアノの音色はピアノをひける人なら誰でもたやすく確かめられるが、ピアノの半音は、隣りどうしの振動数の比率が一・〇五九四三になるよう細心の注意をはらって調節されている、つまりある音はそれより半音低い音に比べて、およそ六パーセントほど振動数が高いわけだ。
でもピアノの左端の鍵を叩きつぎつぎにとなりの鍵を叩いていくと、鍵盤の中間くらいまでは音の高さはほとんど同じ割合で高くなるが、鍵盤の右端に移るにつれてこの関係はくずれ、ついにはハッキリしなくなる。
オーディオ装置のボリュームをあげ、大きな音で聴くのは鑑賞上いかに間違いをおかしやすいか、隣の部屋まで煩く感じる音量などでは聴かないように努めている。でもJazzを聴くときは少し音量を上げてしまい、奥方より「ウルサイ!」と注意されることが度々ある。(笑)
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写真を見てスピーカーの方向が逆になっているが、この位置が丁度耳の位置と一致し、あえて逆向きに聴いてたが最終的には正規の位置に戻した。思うにスピーカー自体置き方も定位置で聴くことが最善であるかのようにバランスよく鳴るようです。ソロピアノ等の演奏はステレオ感が断然良い。実は今回ウェルフロートは本人への誕生日のために購入した。毎年歳を重ねることは間違いなく死に近づくわけである、御歳72歳になる(笑)幾つまで楽しめるのか?
確かにウェルフロートに乗せたKEF Q300を聴くと、GOODMANSの箱に移植したTANNOYを聴き比べているが、これがまんざらでもない、どうかすればGOODMANSよりピアノの音など艶っぽく響く。でも冷静に聴くと低域の自然な膨らみはKEF Q300では望めない、将来は1つの装置で両方の音質を入手したい。後日曰く付きのLS3/5aを入手し聴いているが、シャンタル・スティリアの調律されたキーボードのバッハのピアノ演奏が断然良くなった。
ここでの注意点はグランドピアノのアタック音の迫力、威圧感は断然TANNOY10吋ユニット入のGOODMANSの箱には叶わないがピアノの音色は断然聴きやすくなった、Q300にはウエルフォロートは効果的である。
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早速自宅に帰り、気になったシャンタル・スティリアニピアニストを探す、iTunesでも名前を入れ検索すると、ヒットしたので早速聴いてみた。ここでピアノ曲のバッハを聴くが、やはり馴染みのあるバッハの音が実に馴染む、音質は柔らかなタッチで出しゃばらず押し付けることもなく好感度の良い演奏である。
シャンタル・スティリアーニの名前でCDを検索しても上手くヒットしない。確かに今まで余り聞いたこともない演奏者の名前だが、弾く音楽を聴けば理解できるようです。そして横文字で検索すると画面に現る。
シャンタル・スティリアニ(Chantal Stigliani)は、フランスのピアニスト、コンサート奏者。
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コレーズ県ブリーヴ=ラ=ガイヤルドの生まれ。ヴェネツィア出身の家系に生まれ、パリ音楽院でピアノを学んだ。1975年にクロード・ドビュッシー国際コンクールで第1位を受賞。イヴォンヌ・ルフェビュールにピアノを学び、フランス音楽、そして現在ではバッハ演奏のスペシャリストとして名声を確立したフランスの名女流ピアニスト、シャンタル・スティリアニ。
1975年にクロード・ドビュッシー国際コンクールで第1位を受賞し、フランス音楽に情熱を注いだ後、大バッハの作品の演奏に開眼!カリオペには既に「インヴェンションとシンフォニア」を録音しており、今回の「平均律クラヴィーア曲集第1巻」は、その続編的な位置づけとなります。
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BWV.846~857ではスタインウェイのモデルDを、続くBWV.858~869では同社のモデルBを弾き分けるなど、そのこだわりはかなりのもの。
演奏を聴けば分かるが特にバッハには拘りがあるようです、筆者も昔バッハ好きの先輩に言われた事を思い出す何時かはバッハに戻ってくるよと言われた。
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軽やかなプレリュード(BWV.846)で幕を明けるスティリアニの「平均律」。約105分のとてもゆったりくつろいだ、バッハの旅をじっくりと味わう。
若干少しテンポは速めに思うが聴くうちに正に堂々と「Chantal Stiglianiの調律されたキーボード」が聴ける。
今回はソフトはiTunesしか無くハイレゾで聴くが実に快適にChantal Stiglianiの調律されたキーボードが鳴った。これはやはりCDでも聴いた見たくなる演奏者ですかね、将来は第2巻の演奏が楽しみです。
【曲目】
J.S.バッハ:平均律(良く調律された)クラヴィーア曲集第1巻BWV.846-869
【演奏】
シャンタル・スティリアニ(ピアノ/スタインウェイ)
【録音】
2017年1月、2018年1月、パリ(フランス)
ペイントと色に非常に敏感な彼女のプレイは、非常に多様なサウンドパレットを通してこの味を反映しています。
国際的なドビュッシーコンクールで優勝した彼女は、現代のピアノが提供する可能性を最大限に活用して、彼らの精神に特化した新しい表現手法に取り組むことで、この時代のフランスのすべての作曲家の作品を探求します。次に聴いたのは、一般にはピアノ練習曲の次に演奏する事が多いと聴くインヴェンションとシンフォニアだそうです。
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ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685~1750)
2声のインヴェンション(BWV772~786)と3声のシンフォニア(BWV787~801)全曲
【演奏】シャンタル・スティリアーニ(p)
使用楽器: ヴィンテージ・プレイエル N°150884(1910年製)
彼女が仕える作品に全力を尽くして、シャンタルスティリアーニは非常に活気のある音楽の話をしています。
レパートリーのケアは積極的で、古典から現代までのいくつかの期間をカバーしています。シャンタル・スティリアーニの若き頃の写真がありました。
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筆者も好きな、J.S.バッハのドイツ組曲と言われる曲があります、まだ若い頃の録音かも知れない。この曲はパイプオルガンを使用することも多いが、ピアノ演奏も定番化していて、馴染みやすい曲です。
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JSバッハ:パルティータス1.BWV 825; 2.BWV 826; 4.BWV 828
パルティータ第1番ニ長調
パルティータ第2番ハ短調
パルティータ第4番ニ長調
JSバッハ:パルティータス3.BWV 827; 5.BWV 829; 6.BWV 830
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パルティータ第3番ハ短調、パルティータ第5番ト長調、パルティータ第6番ト短調、と続いた、少し長くなりましたが、とても素直な演奏にも共感を感じます。少し前の演奏のようでしたがバッハを得意とする 演奏が良い。
是非フランス組曲、イギリス組曲などの演奏も公開して欲しい鍵盤奏者である。
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シャンタル・スティリアニさんはJ.S.バッハ:平均律(良く調律された)クラヴィーア曲集第1巻BWV.846-869録音後このようにコメントしたそうです。私にとって、調律の良い鍵盤楽器は、フリーテンマンのクラヴィーア・ビューラインのワイマールで始まった後に完成した、ケーテンの最も重要なキーボード作品です、今まではチェンバロ演奏を好んで聴いていたが最近はピアノ演奏もよく聴く様になった。それなりのオーディオ装置の変わった事と特に火屋のパワーアンプとの影響も強いのかもしれない。
ヨハン・セバスチャン・バッハのすべての資質、教育学への欲求、あらゆる可能な組み合わせ、模造、鏡、正準、ストレットなどと遊ぶことによる禁忌の形態の探求、この学術論文、彼の知性、彼の好奇心、彼の大胆さだけでなく、情熱と精神性を表現する彼の才能の強さに命を与えながら構築してください!と話していたそうです。
シャンタル・スティリアニの演奏に・・・・ブラボー!
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