伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

鍵盤の皇帝」の異名を持つ、超絶技巧派のジャズピアニスト、オスカー・ピーターソンと言われるピーターソンが愛用したと言われる銘機ベーゼンドルファーの深みのあるピアノ曲の音の考察。

2023年08月05日 | JAZZ・ボサノヴァ

滅却心頭火自涼(心頭滅却すれば火もまた涼し)と言う句は「風林火山」で有名な甲斐の武田信玄が帰依した僧快川国師戦国時代から安土桃山時代にかけての臨済宗妙心寺派の名僧です。

この暑い夏に精神的有名な快川国師のこの恵林寺再住にあたって、信玄は寺領を加増して迎え、恵林寺を自らの廟所と定めました。以後、都を目指しての征西の途中における信玄の早すぎる死(1571年:天正元年)に至るまで、快川国師と信玄とは深い信頼と友情に結ばれた親密な関係にありました。

珈琲にまつわる最も興味深く奇妙なエピソードの中には、J.S.バッハ:「コーヒー・カンタータ」関して知られるエピソードがあります。バッハの生産性が高かったのは、彼が一日に30杯以上ものコーヒーを飲んでいたことが理由だと考えられます。広く知られているように、バッハはおよそ300曲ものカンタータを作曲し、そのうち「僅か」194曲だけが生き残りました。これらのほとんどは宗教的なもので、日曜日の宗教的な集会で演奏されることが目的とされていました。あまり知られていないのは、バッハがいくつかの世俗的なカンタータを作曲したということです。そのほとんどは失われてしまいましたが、そのうち一つは残っています。バッハが楽長として在任中のライプツィヒ市の人々の間で人気が高まっていた珈琲についての曲で、珈琲中毒の女性の話題に焦点を当てており、風刺的かつ一般的な内容であったため、非常に高い名声を得ました。



何も精神的な事を述べた言葉であると感ずる。この暑い夏に淹れたての熱い珈琲を頂きながら、この句を思い出し頂く。本日の銘柄は筆者の定番の一つでもあるゴールデンキャメルと言うブレンド物である。マイルドで大変飲みやすく癖もなく実に良い塩梅である。

美味しい珈琲の抽出には欠かせない豆の渋皮を削除とあまりに細かな粉の削除は渋みが減少する肝である、これは儀式と称しているが、挽いた珈琲を少しのお湯で良く「蒸らし時間」1分程度と入れる温度が肝である様に思う抽出時の淹れ方はゆっくりお湯を落とす事が肝心でもある、後味の良い美味しい珈琲を頂く事にも定番の緻密な手順がある様です。

豆知識になるがアイスコーヒーについて調べると意外な事が判る、アメリカでは「冷やしたコーヒー」iced coffeeかcold brew coffeeと言われ最近一般化して様で、特にスタバ等でiced coffeeかcold brew coffeeとして一般化され米国でも今や人気になっているそうである、この冷やしたコーヒーは日本人は涼を求め昔から夏はアイスコーヒー(関西ではレイコ)と言われているそうである。勿論紅茶にも同様に本場英国より昔からアイスティーを楽しんでいたそうである。



筆者は今まで何度もこのジャズピアニストの事は紹介しているが、以前から疑問があり、演奏が美味いのか?レコード時の録音が優れているか?それとも、ピーターソン独特のピアノの低音の深みのある音は楽器のせいなのであろうか?など素人が考える隠れた秘密を探って見た。

オスカー・エマニュエル・ピーターソン(Oscar Emmanuel Peterson、1925年8月15日 - 2007年12月23日)は、カナダのジャズピアニスト、作曲家。名手であり、史上最も偉大なジャズピアニストの一人と考えられているピーターソンは、何と200を超える録音をリリースし、8 つのグラミー賞を受賞し、レコーディング アカデミーから生涯功労賞を受賞するなど、数多くの功績を残しています。賞と栄誉を獲得しました。彼は60年以上にわたるキャリアの中で、世界中で何千回ものコンサートを行ってきました。彼はデューク・エリントンから「キーボード界のマハラジャ」、単に「O.P.」と呼ばれていました。



「キング・オブ・インサイド・スイング」と呼ばれています。 ピーターソンはサム・ジョーンズ、ニールス=ヘニング・エルステッド・ペダーセン、ジョー・パス、アーヴィング・アシュビー、カウント・ベイシー、ハービー・ハンコックとデュオで活動した。彼は、レイ・ブラウンとハーブ・エリスとのトリオが、パフォーマンスやスタジオ録音にとって「最も刺激的」で生産的な環境であると考えた。 1950年代初頭、彼はブラウンとドラマーのチャーリー・スミスとともにオスカー・ピーターソン・トリオとして演奏を始めた。その直後、スミスの代わりにナット・キング・コール・トリオの元メンバーであるギタリストのアーヴィング・アシュビーが加入した。スウィングギタリストだったアシュビーはすぐにケッセルに取って代わられた。彼らの最後の録音であるオン・ザ・タウン・ウィズ・ザ・オスカー・ピーターソン・トリオはトロントのタウン・タバーンでライブ録音されており、3人の奏者間の音楽的理解だけでなく感情的な理解も示されている。も大きく表示されています。ピーターソンは、1975 年から 1997 年まで生涯に 8 回のグラミー賞を受賞しました。



ピーターソンが愛してやまないベーゼンドルファーのピアノメンテナンスも王道を極めているそうであり、彼の練習後の床は飛び散った汗の跡が地いている話は実に有名である。その様なオスカー・ピーターソンが愛してやまないと言われたピアノの記事を紹介します。

1970年代末、ウィーンで行われたコンサートでピーターソンは、プロデューサーのノーマン・グランツに、「ちくしょう、ノーマン、このピアノは何処まで行こうっていうんだ? 俺もこんな楽器を手に入れなきゃ!」と呼びかけました。この瞬間、ベーゼンドルファーピアノとの深い友情が芽生えたのです。ピーターソンは個人的に選んだベーゼンドルファーコンサートグランド290インペリアルに特別な思いを持っていただけでなく、ウィーン・ムジークフェラインの黄金ホールで、ベーゼンドルファーの創立175周年を記念して開かれた『ウィーンの夕べ』でも演奏しました。2002年ピーターソンは、栄えあるベーゼンドルファー・ライフタイム・アチーブメント賞(生涯功労章)を受賞しました。オスカー・ピーターソン・シグネチャーグランドは、ピーターソンの遺産を管理するオスカー・ピーターソン遺産管財人の協力を得て製作されたもので、200から214VCのサイズを選ぶことができ、12台の限定モデルとなります。それぞれのピアノには、ピーターソンのロゴであるライオンと、サインが入った『コレクターモデル』の銘板が付いています。また1台1台に冊子『オスカーから、愛を込めて』と、ピーターソンの自宅スタジオで大切に使用されていたそうです。



次にあの重厚な低音のピアノ調律に関する注意事項も説明されたいました。

 1.共鳴箱の原理
ピアノの原理は、響板だけが音の生成に関わっているわけではないという点から、バイオリンのボディと非常によく似ています。ケースの芯は、内側の形状に沿って曲がるよう、ベーゼンドルファーの職人が独自の手法で溝を掘った、厚さ10ミリの柾目材でできています。これはベーゼンドルファー独自の方式です。キーを押すと、組み合わせたスプルース材の集合体に音響が伝わり、ピアノ全体が一つの共鳴箱になって、ピアニストの演奏に応えます。ベーゼンドルファーの際立って豊かな音色、輝きを放つサウンドはこうして作られます。このような複雑な構造は、ウィーンの伝統的な工法の一面を表しています。
 2.繊細なピアニッシモから力強いフォルテッシモまで
ベーゼンドルファー・グランドは、最高レベルのコントロール能力を持っています。アーティストと技術者が共同で開発したベーゼンドルファーのアクションは、独自の仕様に基づいて製作されています。このアクションが、精緻な演奏から生まれる、素晴らしいアーティキュレイションを伝える役割を果たします。演奏をコントロールする力です。
 3.昔ながらの砂型鋳造
ベーゼンドルファーでは、砂を使用する伝統的な手法でフレームの鋳造を行っています。フレーム材はオーストリアで製造され、工場の屋外で6か月間休ませます。弦には20トンの張力がかかりますが、休ませることにより、鋳造過程で生じる歪みを解消し、弦の過大な張力に耐えることができるようになります。安定性がより一層高まります。
4.独自の低音弦
低音弦はすべて、ベーゼンドルファー独自の方法で巻き上げています。鋼弦を芯にして、1層あるいは2層の銅線を巻き付けています。慎重に巻き上げた弦は、豊かな響きとぬくもりあるベーゼンドルファーピアノならではの低音を生み出す大切な要素です。
 5.1本ずつ弦を張る
弦は職人が一本ずつ結び目を作り、ピンブロックに張ります。それによって、時間と共に調律が安定し、何よりも調整しやすくなります。

上記の様に明記されていました、なるほど「いい音、いい音楽」を奏でるは簡単ではないと思われる様です。三位一体とならなければ・・思わず納得する。



ピーターソン愛用のピアノと言えば勿論ベーゼンドルファー ピアノ – 1980 年代と 2000 年代、一部の演奏は 70 年代以降。 ヤマハ – アコースティックとディスクラビア。 1998年から2006年までカナダで使用(ツアーとレコーディング) スタインウェイ & サンズ モデル A (現在はロサンゼルスのヴィレッジ スタジオ) – 1940 年代から 1980 年代までのほとんどの演奏と一部の録音。 Baldwin Piano - 米国で演奏および録音されました。 C. Bechstein Pianofortefabrik Piano – ヨーロッパで演奏および録音されました。 ペトロフピアノ - ヨーロッパでの演奏。 

クラヴィコード – ジョー・パスのアルバム『ポーギー・アンド・ベス』より Fender Rhodes Electric Piano - いくつかの録音。 シンセサイザー – いくつかの録音。 ハモンドオルガン - いくつかのライブパフォーマンスといくつかの録音。 ボーカル – 一部のライブパフォーマンスと一部のレコーディング。
オスカー・ピーターソン(Oscar Peterson) の作品「Night Train (ナイト・トレイン)です。それで、メンバーは、オスカー・ピーターソンがピアノ、レイ・ブラウン(Ray Brown) .がベース、エド・シグぺン(Ed Thigpen)がドラムスとなっております。そうそう、これは、オスカー・ピーターソンの単独名義ではなくて、彼のトリオの作品です。1962年の作品です。



筆者のお勧めはオスカー・ピーターソンのキャリアで最高のメンバーと言われる“ザ・トリオ”によって吹き込まれたロング・セラー・アルバム。「C・ジャム・ブルース」は外せない名曲でもある、「我が心のジョージア」「昔は良かったね」などの人気スタンダードに加え、ピーターソン畢生のオリジナル曲「自由への賛歌」の感動的名演を収録。

オスカー・ピーターソン 「ナイト・トレイン」(Oscar Peterson "Night Train”)1962年

 1.Night Train
 2.C Jam Blues
 3.Georgia On My Mind
 4.Bags' Groove
 5.Moten Swing
 6.Easy Does It
 7.Honey Dripper
 8.Things Ain't What They Used To Be
9.I Got It Bad And That Ain't Good
 10.Band Call
 11.Hymn To Freedom

 Oscar Peterson(p)
 Herb Ellis(g)
 Ray Brown(b)
 Ed Thigpen(ds)

ナイト・トレイン』は、1963年にヴァーヴ・レコードからリリースされたオスカー・ピーターソン・トリオのアルバムです。このアルバムには、ジャズ、ブルース、R&B スタンダードに加え、ピーターソンの最も有名なオリジナル曲の 1 つである「自由への賛美歌」が含まれています。オスカー・ピーターソンのピアノに加えて、レイブラウンのベース、エド・シグペンのドラムスと、つまり"ザ・トリオ"と呼ばれた最高のメンバーによる絶頂期の演奏が見事な録音で捉えられている。



それと今回試しに静電気 除去 チューニングパーツのレプトンパワーチップスを接点回復剤につけ暫く放置し、オーディオ機材の接続部品に塗布し試聴する、僅かではあるが音質に安定度が増した様に感じた、音質に若干だが筆者のIIILZ Monitor GoldユニットにGOODMANS AXIOM 80の箱に入れたスピーカーから以前より重みが増し安定感が随分良くなった様に感じた。確かにオスカー・ピーターソン の演奏は他のピアニストと比べ重厚感はあり昔から聴いているが、今回CDでの視聴ではあるが実に具合が良く感じた。ブラボー!

ジャズ(JAZZ)の語源から紐解くJAZZのルーツを探る・・・ダイアナ・クラールの歌を聴く。

2023年08月03日 | JAZZ・ボサノヴァ

「ジャズ(JAZZ)」とは何か?と問われると、言葉で表現するのは難しいですね。明確に定義するのが難しいです。「ジャズ(JAZZ)」でもトリオだったり、ビッグ・バンドだったり、メインがトランペットだったり、アルト・サックスだったり、ピアノだったりと「ジャズ」でも表現方法が色々あります。歌もジャズ、ブルースでもあります。
そういう様々な形態をとっていたとしても、一つだけ共通する部分があります。それはドラムのリズムに特徴があります。一般的に言えば基本となるリズムは「4(フォー)ビート」と呼ばれるリズムに合わせて演奏される音楽を「ジャズ(JAZZ)」と定義づけても良いと思います。

語源のルーツを見ればルーツが分かるのかもしれない。1916年頃にニューオリンズでやってたバンドの音楽を"JASS”と読んでいたそうです。ニューオリンズからシカゴへ同じ様な音楽が移動していった時に、ニューオリンズの音楽と区別する為に"JAS" "JASZ" "JAZZ"というように変化していって出来た語源と言われています。



写真は以前行った港横浜の夜景を選んで見ました。

ジャズは、19世紀末から20世紀初頭にかけてアメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオーリンズの黒人コミュニティで生まれた音楽ジャンルで、ブルースやラグタイムをルーツとしている。1920年代のジャズ・エイジ以降、伝統音楽やポピュラー音楽における主要な表現として認識されるようになった。
ジャズ(英: jazz)は、19世紀末から20世紀初頭にかけてアメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオーリンズのアフリカ系アメリカ人コミュニティで生まれた音楽ジャンルで、ブルースやラグタイムをルーツとしているが、本来ジャズの特徴は、スウィングするリズムや、裏の音符の多いシンコペーションのあるリズム、初期にブルースの影響を受けた(ブルーノートもあったがこれは基本的にはブルースである)複雑なコード、複雑なスケール、コールアンドレスポンス・ボーカル、ポリリズム、即興演奏などである。

ジャズは「大人っぽい」「いい雰囲気」「ちょっとお洒落なリズム」というイメージの一方、もしかしたらこの「複雑な」という言葉にもある通り、難しいイメージもあるかもしれません。
しかし、「スウィングするリズムや、裏の音符の多いシンコペーションのあるリズム」とあるようにリズムを楽しめるものでもあります。そして最大の特徴である「即興演奏」で何が起きているかわかってしまうとまた別の楽しみ方もできると思います。ここからは一般的な曲の流れを動画で見ながらこの「即興演奏」の謎を紐解いていきましょう。



流石今年は酷暑ですが、筆者の庭にも例年の如く蓮の花が咲く、何故かお盆の時期にこの花を毎年見るようである。外に置くと1日で枯れるため切り花で飾り楽しんだ。

先日筆者が前々から気になっていた実験を試みました、勿論現在IIILZ Monitor Goldのユニットを愛用するがJAZZ音楽はアメリカ西海岸のあのリズムが良いのではないかの疑問は付き纏う、YouTube配信のジムランの案内があり、この配信を筆者のタンノイで聴けば同様に感じるかをテストした。
ジムランの LE8T、4343等の配信はかなり多くテストには面白かった、しかし演奏は実に西海岸のフリーな音が感じ良かったが、女性ヴォーガルは何かしっくりこないのです。確かにピアノの音もかなり良い感じに聴けるが高い音はヒステリック感があったのです、但し魅力的に感じる打楽器については独壇場でもある、太鼓は実に生き生きしキレのあるタムタムの音など最高である。但し長く聴き続けると飽きるのであった。筆者の駄耳にはそんな感じに聴こえた。永く英国の音に馴染みタンノイを愛聴すると何故かジムランがヒステリックに聴こえる。



最近筆者のタンノイユニットの音はピアノ曲の音が実に綺麗に鳴る様になった事であるジムランで鳴る激しいタッチは無理だが自然に聴こえるピアノ音は絶品である、今までジャズピアノは随分聴いてきたが今鳴っているピアノの音が一番と思うが特にクラシックのピアノ曲は絶品に思う。

それと今回真面目に聴いた、何故か今までダイアナ・クラールは余り聴かなかった、先日筆者の好きなThe Look Of Loveをダイアナ・クラールが歌うYouTubeを見て早速購入したCDである。

ダイアナ・クラールの歌は雰囲気もあり正に大人の歌ですネ・・・。



筆者の音楽紹介は古い人達ばかりだと、ジャズは古い音楽と思われるので、現代のジャズ・プレーヤーも紹介します。
カナダ出身の女性ボーガリストでありジャズ・ピアニストの「ダイアナ・クラール」です。夫はう有名なミュージシャンである「エルビス・コステロ」です。
彼女はバークリー音楽大学を卒業しています。彼女のスタイルは「ピアノ+ボーカル」のジャズ・ピアノです。ゆったりとピアノを弾きながら歌うそのスタイルは、ジャズの基礎をバックに、もう一歩先に自分の音楽として進化させた「ジャズ」を歌を通じて演じています。


確かに美人で実力派、ジャズ界のスーパー・スター、ダイアナ・クラールの大ヒット作。力強さと切なさを情感たっぷりに歌ったスタンダードの数々は心の芯まで染み渡ります。グラミー賞を獲得した前作の流れをくんだバラードとボサノヴァ中心に弾き語り作品だがアレンジに巨匠クラウス・オガーマンを起用したことでさらにゴージャス度UP! メロウで優しく歌い上げる極上の癒しものです。



内容的には何の文句もない。音質の点でも確かに良くなっていてよりゴージャスな感じになっている。ただ,どなたも指摘していないが,この盤には通常盤と異なっている点がいくつかある。まず歌詞・対訳が付いていない。彼女の写真を載せた解説書もない。かわりにほとんど関係のない当盤のLPの話しを延々と述べたあまり面白くない解説が付いている。



Diana Krall :「 The Look Of Love」2001年
曲目
 1 S'Wonderful
 2 Love Letters
 3 I Remember You
 4 Cry Me A River
 5 Besame Mucho
 6 The Night We Called It a Day
 7 Dancing In The Dark
 8 I Get Along Without You Very Well
 9 The Look Of Love
 10 Maybe You'll Be There
メンバー
 ダイアナ・クラール(p, vo)
 ラッセル・マローン(gt)
 クリスチャン・マクブライド(Bass)
 ピーター・アースキン(ds)
 ルイス・コンテ(per)

真夏の夜に適度なエアコンの効く部屋で聴くに実にぴったりとマッチする歌声である。真夏ではあるがドライブには真空管がよろしいようです。



甘いストリングスをバックにポップスの名曲を歌う。巧みなヴォーカルが実にしっとりマッチします。勿論録音テクニックも良く気分よく聴ける事は何よりである。
決して声量があって技術に秀でているとは思わないが、しっかりと感情込めてジャズテイスト満載の歌唱を聴かせてくれる。ジャズのゴージャスで色気たっぷりの声が出ています。ブラボー!