3/09は青春18きっぷを使って熊本・川尻の酒蔵開きに行ってきました。
博多発6:23の快速で一路大牟田へ。大牟田7:40発八代行で川尻へ。川尻着8:52。2時間半の旅でした。
川尻の受付にはもう長い列ができていました。
先ず、河尻神社へ。
鎌倉時代1197年(建久9)に河尻荘の領主である河尻三郎源実明が、鶴岡八幡大神の分霊を河尻荘小岩瀬(現在の熊本市南区富合町小岩瀬)に勧請したのが起こりといわれている。
鶴岡八幡大神を主祭神とし、天照皇大神、春日大社、住吉大神、阿蘇大神の4柱を配祀するので、古くより若宮五社大明神と称し、河尻荘1町87村の総氏神として社領33町を有していた。
室町時代、河尻氏の没落により衰微したが、加藤清正公の尊崇を受け、1587年(天正15年)現在地に遷宮・再興し、続く細川家代々の藩主も同様に篤く崇敬した。
明治維新後郷社とされ、1898年(明治31年)には県社に列した。(ウィキベディアより)
この神社には数百年の樹齢をもつ「ヒイラギ」があります。
神社からのサービスとしておみくじが配られましたが、なぜだか「吉」が多いです。
次に行ったのは、延寿寺。
延寿寺は西南の役の時、西郷隆盛が軍隊を率いてこの地に入りこの寺に本営を置きました。
2/21薩軍は西郷を交えた軍議を開き熊本城強襲を決議。
後にこの寺は薩軍の兵站(へいたん)基地となり野戦病院となりました。
お寺の一角には、「西南役薩軍戦没者墓碑」が建てられています。
この延寿寺は、今、木蓮の花が咲きだしています。
そのあと「大慈禅寺」に行きました。
大慈禅寺は、曹洞宗の九州総本山です。弘安元年(1278)に創建。
仏殿の内部には、主尊:釈迦牟尼、脇待(左):釈薬、脇待(右):阿難。天井には龍の絵があります。
大慈禅寺を後に川尻の町に戻ってきます。
加勢川に差し掛かります。
この加勢川には、九州新幹線と鹿児島本線の鉄橋が並行しています。
新幹線と在来線のコラボを待っていたのですが、なかなかうまい具合にいきません。ちょっと写真を合成しました。在来線は「A列車」です。
加勢川を過ぎ川尻の町中に入っていきます。
「川尻公会堂」があります。この公会堂は、川尻の酒蔵「瑞鷹」が寄付したそうです。公会堂の前には、頌徳碑が建てられています。
ちょうど管理人の方がいらっしゃいましたので公会堂の中を見学させていただきました。
川尻には、西南の役で薩軍の本営だった所が残っています。隣は有名なうなぎ屋さんです。
熊本のマンホールには、「肥後六花」が描かれています。
あと肥後花ショウブですが、この分は見つけられませんでした。
さて、今日のメインイベントの「川尻酒蔵まつり」ですが、11時オープンですが、もうすでに長蛇の列ができています。
ここは家内に列に並ばせ、私はゴールの印をもらいに川尻駅へ。戻ってくると酒蔵開きが始まっていました。
JRウオーキング友達のBさんが前もって場所を確保され、そこへみんなで集合しました。
その席に、今日は欠席された八代のMちゃんさんからたくさんの差し入れをいただきました。Mちゃんさん本当にありがとうございました。
約2時間ぐらいみんなでワイワイガヤガヤ。次回のミーティングの日程もいつの間にか決まってしまいました。
帰りは千鳥足ウオークの方もおられ皆さんご機嫌さんで川尻駅へ。
帰りの電車の中ではもう爆睡状態でした。