11/7(木)ふくおかウォーキング協会やさしいウォークは「元寇防塁と生の松原森林公園を歩こう」でした。
元寇(げんこう)は、日本の鎌倉時代中期の1274年・1281年に、モンゴル帝国(元朝)および属国の高麗によって2度にわたり行われた対日本侵攻です。蒙古襲来とも呼ばれます。1度目を文永の役(ぶんえいのえき・1274年)、2度目を弘安の役(こうあんのえき・1281年)といいます。
注)「元寇」の「元」は、モンゴル、「寇」は、外敵という意味で「寇」(あだす)つまり侵略者を名詞に表した。(wikipediaより)
今年は、文永の役(1274年)から750年です。「元寇」に所縁のある松浦市・壱岐市・対馬市・福岡市では、「元寇750年スタンプラリー」のイベントが行われています。
蒙古の襲来を受けた鎌倉幕府は、建治2年(1276)に博多湾の海岸線に石築地(いしついじ)を築いて再度の来襲に備えることにしました。これを元寇防塁(げんこうぼうるい)と呼びます。
元寇防塁は、幅2m、高さ2mの石積みで西の今津から東の香椎浜までの約20kmにわたって築かれました。
福岡市内では、まだ防塁跡が残っています。今津や生の松原などがそうです。
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集合場所は、JR下山門駅近くの宇賀公園、参加者28名。今日のリーダーは、姪浜在住のY氏。今日はやさしいウォークですので距離は約7km。
今日のマップ
9:30 スタート
十郎川から今津湾の海岸線へ
生の松原の「元寇防塁」は姪浜側が肥前国(佐賀)、生の松原側が肥後国(熊本)によって築造されました。
『蒙古襲来絵詞』に、肥後の御家人竹崎季長が防塁の前を馬上で進む場面は、この生の松原の情景です。
元寇防塁跡から生の松原に入ります。
市道千代今宿線から斜ヶ浦(ななめがうら)池に進みます。斜ヶ浦池で休憩
休憩後再スタート
11:23 姪浜駅にゴール