4/4 名古屋ツーデーウオーク1日目に参加しました。
私、名古屋市内を歩くのは、初めてですので、楽しみです。
参加したのは、会場の熱田神宮公園をスタートし、荒子観音~中村公園~萱津神社~清州城~美濃路~問屋記念館~名古屋城~那古野神社~白川公園~大須観音~熱田神宮公園ゴールの30kmコース。
私のDバックには、先月までの風車に代わり、「鯉のぼり」が立っています。
今日は、天気予報では、時々雨。然し、朝から太陽が顔を出しています。
会場内を見渡すと、知った方がいらっしゃいます。福岡ウオーキング協会の方々、埼玉・kiyoさん、福井・車さん・・・・・その中で岐阜の花火さんが声を掛けていただきました。
何度かお会いしていると思いますが、実際お話するのは、初めて。花火さんは、福岡のぼくちゃん&相棒さんや車さん、神戸のちゅうさんともお知り合い。ウオーキングをしているといろんな「輪」が広がっていきますね。
そうそう、福岡ウオーキング協会のTさんは、この大会でオールジャパン47都道府県完歩だそうです。おめでとうございます。
7:45 スタート。30kmは、120~130人ぐらいの参加者です。
西高蔵から左折すると堀川沿いに桜並木があります。その横には、名古屋国際会議場。
南荒子駅から左折すると「荒子観音」です。
荒子観音(浄海山円龍院観音寺) 尾張四観音の一つで、寺号は観音寺といい天台宗のお寺です。また、1200 余体の円空仏でも有名です。
荒子観音は、天平元年 (729年) の創建と伝えられ、加賀藩主前田利家が天正4年(1576) に修造しました。
多宝塔は天文5年 (1536) に再建され、市内最古の木造建築物で国の重要文化財に指定されています。
そういえば、荒子観音の先には、前田利家生誕地がありました。前田利家というと加賀城主のイメージがありますが、利家は、荒子城主前田利春の四男として尾張国海東郡荒子村(現中川区荒子)で生まれたそうです。
信号が変わり、横断していると何とも派手な格好の方が歩いてこられた。その格好には、私の鯉のぼりもはっきり言って負けています。ウオーカーかな?と思いましたが、路上芸人「えぐれ☆笹島」さんでした。
「ちゃぶ台ミーティング」と称してウクレレ片手にライブ活動を行っているそうです。
JR八田駅を過ぎると前方に大きな鳥居が見えてきます。豊国(とよくに)神社の大鳥居です。この鳥居日本一と言われています。
全国に豊国神社がありますが、大阪では、豊国(ほうこく)神社と呼んでいます。
名古屋の豊国神社は、豊臣秀吉の誕生を記念して明治18年(1885)に創建されました。
中村公園は、この神社を中心に広がっています。公園内の桜は、今、満開です。
中村公園を過ぎ、庄内川、新川を渡ります。前方には、まだ雪を被った山が見えます。あれが、滋賀、岐阜県境の伊吹山でしょうか?
コースは、あま市に入ってきました。「萱津(かやつ)神社」があります。ここは、全国でも珍しい「漬物の神様」です。
言い伝えによると、この土地の人々が神前にウリ、ダイコン、ナス等の野菜を供えていたが、海(当時、この地が海岸線であった)からとれた塩も供えるようになりました。
やがて、野菜と塩を甕に入れて供えるようにしたところ、野菜が塩漬けとなり、偶然にも漬物になったそうです。
五条川を更に上ると、清須市に入りました。この五条川の堤防には、沢山の桜が植えられそれを見ながら歩いていると、なんだか気持ちがよくなりますね。
今日、名古屋は、雨の予想でしたが、予想が外れ、暑くなってきました。スマホで気温を見ると23度に達しています。
名鉄名古屋本線の踏切を渡ります。名古屋本線は、豊橋から岐阜、一宮につながっています。
清州城が見えてきました。清須は、お城が「州」、市名は「須」と「す」が違います。清須公園の桜は、今、満開です。花見をされている方がたくさんおられます。
また、今日は、この名古屋ツーデーウオークの他に「清州ウオーキング」といってJR主催のウオーキング大会も行われています。
清州城入口が30kmのチェックポイントです。暑くて手持ちのペットボトルも底をつきましたので、係りの方に「お水などの飲み物はありますか?」と聞くと、「飲み物は各自で用意してください。」と言われました。
各地の大会を歩いていますが、こんなこと言われたのは、初めてでした。幸い、対岸の「清須ふるさとのやかた」に自販機がありましたので、そこでペットボトルを買いましたが、もし、コースが山の中で
自販機もコンビニもない所でしたらどうしたでしょうか?
清州城は、織田信長の天下取りの出発点です。21歳で那古野(なごや)城から清州城に入城した信長は、桶狭間の戦いで今川義元を破り天下統一に邁進していきます。
信長が小牧、岐阜、安土へと移った後も尾張の中心地として栄えました。在りし日の清州城は、三重の濠をめぐらした大城郭でした。
それが、東海道本線、東海道新幹線、高速道などが作られ城郭は、分断されました。現在の城は、平成元年に築城されました。
清州城で折り返し、再び歩き始めます。町を歩いていると旧家が建ち並んでいます。街道好きな私は、こういう旧家を見るのが好きです。
ここは、「美濃路」といって、東海道「宮宿」と中山道「垂井宿」を結んだ脇街道です。宿場は、宮宿→名古屋宿→清須宿→稲葉宿→萩原宿→起宿→墨俣宿→大垣宿→垂井宿の9宿です。
歩いていると旧家の1階と2階の間に祠みたいなものがあります。これは、「屋根神様」といって名古屋を中心に尾張に広まった信仰です。戦後は、次第に取り壊され今では数えるほどしか残っていないそうです。
「問屋記念館」下小田井の市の創始者の一人といわれる山田九左衛門家の住居を、平成4年(1992年)に、移築復元したものです。山田家は、野口家とともに、日本三大市場の一つである「下小田井の市」を
支えた中心的な存在でした。明治の初期に建てられ、美濃路を形成してきた町家のなかでも江戸時代の青物問屋の様式を伝える建物です。
記念館の内部には、当時扱っていた青果などが展示されています。
時刻は、12時15分を過ぎました。歩いているとコンビニがありましたのでここで給水を兼ね休憩することにしました。
先月の鳴門ウオークで右足ふくらはぎを痛めましたので、長距離を歩くと途中で休憩したくなります。
15分ぐらい休憩の後、再びウオーキング開始です。
庄内川を渡ると名古屋市に入ってきました。
浅間町が30kと20kの合流点です。名古屋城はもうすぐそこです。
名古屋城は、関ヶ原の戦い後、徳川家康が東海道の要塞として、また大阪方への備えとして清州からの遷府を決め、加藤清正、福島正則、前田利光など北国、西国大名に普請を命じ造らせました。
今日は、天気も持ち直しお城の廻りではお花見も行われています。
白川公園にやってきました。この公園は、昭和42年に約9ヘクタールという広い敷地に開園しました。
巨大なプラネタリウムや名古屋市美術館があります。
大須観音は、愛知県名古屋市中区大須にある真言宗智山派の別格本山。本尊は聖観音。寺号は詳しくは「北野山真福寺宝生院」と称し、宗教法人としての公称は「宝生院」ですが、一般には大須観音の名で知られています。
日本三大観音の1つとも言われる観音霊場です。境内には、「大正琴発祥地」の碑があります。
明治45年 大須の住人 森田五郎氏が 八雲琴をもとにして 小型で手軽な二弦琴を作り上げた。 時に重陽の節句であったことから 菊琴と名付けられた。 この菊琴をさらに弾き易く改良されたものが
現在の 大正琴 の原形といわれております。 大正時代大流行したこの琴も 時代の変遷により その音色もいつしか消え去りました。
昭和2年 一人の少年がこの楽器のとりことなり 以来58年間 改良に改良を加えながら, 大衆芸能と云われるまでに 育て上げてきました。(案内板より)
観音の横には、派手な看板の商店街があります。面白そうですので立ち寄ってみたかったのですが、時間の関係でスルーしました。
14:55ようやくゴールしました。6時間10分もかかりました。30kでしたが、実際は、33kmありました。
さて、今日の「名古屋めし」です。
味噌おでん、天むす、台湾ラーメン。台湾ラーメンは、名古屋が発祥だそうです。
今日のGPS
路上芸人「えぐれ☆笹島」さん、ブログを読み進めていた時に思わず「目を見張って」しまいました
この方に勝とうと思ったら、「風力発電」のプロペラを背負わないといけないかもですね
その前にUPされていた「名古屋城と桜」そして「名古屋のモーニング」と名古屋満喫ですね
おはようさんです。
朝から冬の気温に逆戻り、雪となっています。
すでに車の屋根に積もり始めています。
名古屋、良い天気だったみたいで良かったですね。
桜もちょうどよく、金のしゃちほこも光り輝き楽しい週末をお過ごしになったようで良かったです。
大会ごとに出会うお仲間、F1のレースの世界みたいで面白いです。
名古屋ツーデーでは、お会い出来て、嬉しかったです。
ありがとうございました。
1日目は青空も広がり、何処を歩いても、桜が満開で、良かったですよね。
写真も満載で、解説もしっかり入っていて、素晴らしいレポートですね。
次回30㎞コース歩くときに参考にさせて頂きます。
名古屋めしは、結構味が濃かったりするので、九州の方のお口に合うかなと心配しておりましたが、いろんな名古屋めしを楽しまれたみたいで、良かったです(#^^#)
次回はひつまぶしですね。
2日目のレポートも楽しみにしています。
初めての名古屋でした。
「えぐれ・笹島」さんは、派手でした。
あの衣裳では、私のパフォーマンスも完全に負けます。
ネットで検索するとCDも出されているのですね。
名古屋城の桜は、本当に綺麗でした。
外国の方もたくさん来られて、お城では、各地の言葉が飛び交っていました。桜の美しさには国境はないのですね。
こちらは、風が強く体感気温は、10度以下でした。
名古屋城の桜は、本当に綺麗でした。
このあとデジブックを作ろうと思っています。
写真は、700枚ほどありますが、整理が大変です。
時間は、たっぷりありますので気長にしていこうと思っています。
大会に参加すると、友達の友達はみんな友達だというように、輪がつながって行きますね。
会場でお会いでき嬉しかったです。
長いブログを読んでいただき有難うございます。
「美濃路」の屋根神様は、初めて見ました。西の方の街道では、見られない光景です。
名古屋は、歩道も広く、公園もよく整備されていますので歩きやすかったです。地下鉄の乗換には少し苦労しましたが・・・・・・
名古屋城の桜は、本当に綺麗でした。
今年は、福岡城址、熊本城とお城と桜の写真を撮ってきましたが、その中でも名古屋城の桜は最高です。
名古屋めしは、美味しかったです。
いつか、ひつまぶしを食べにまた行ってみたいです。